独居をしていた義母が救急車で運ばれて入院した。

腹痛と発熱が原因だった。

 

1ヶ月ほどで退院したが、病院の看護師から「筋力が落ちて歩行困難、痴呆もいくらか進んだように思われるので独居はもう無理、息子さんのお宅に引き取れますか」との話があり絶句。

 

ケアマネージャーがすかさずショートステイ先を見つけて予約してくれた、気のつく有能な人で助かる。

 

10日ばかりショートステイでお世話になり、処方箋対応のため我が家に2泊3日で帰宅したが、依然として腹痛が治まっておらず、夜は子供の可愛らしいおねしょの日本地図とは違って大世界地図状態のお漏らし、においも色も強烈な尿が畳まで浸透して大変な有様となった。

おむつをしていてもこの状態ってことは夜中にトイレに行く必要があるということで、当然のことながら介助をしなければならない。

 

シャワーを浴びさせるのも夫と2人でやっとのことだった。

訪問したドクターから、

「家族での介護は無理ですね、施設を探した方がいい」

との忠告を受け、完治していない腹痛の検査のため再度入院となった。

 

腹痛の原因もはっきりしない入院中に院内感染でコロナに感染し、結局2ヶ月もの入院を経てショートステイ先へ退院となった。

 

入院生活で歩行はほぼできなくなって車椅子生活となり、弄便(ろうべん)と言われる便をいじる行為も頻繁で、便をいじった手であちこち触るため目が離せない状態になっている、とショートステイ先の担当者から説明を受けた。

 

別のショートステイ先に変わるため私の運転で移動している時、義母はそんな状態であるにもかかわらず、この期に及んでひとりで生活できると言い、挙げ句の果てに「あなたに買い物頼んだことないでしょ」と、要するに「あなたの世話になどなっていない」と解釈できるようなことを言われて返す言葉がなかった。

 

買い物や掃除は週2回のヘルパーさん、他の諸々はすべて私がやっているのに「ありがとう」のひと言もない。

 

数百人待ちと言われる特別養護老人ホーム5軒に申し込みをし、処方箋対応をしてくれるショートステイ施設に入所して今のところは落ち着いている。

 

夫の実家は空き家となった。