小さな頃から、時々眠る事がどうしようもなく
怖いときがありました。
ドリフやなんかを見て「あはは、ゲラゲラ
」と大笑いした夜は
そうでもないのですが、
ふつうにおとなしく、「さ、寝ましょうか・・」とお布団に入ったとき。
ふと、自分もいつかは死んでしまうのだ、
この世界から消えてなくなるんだ、という考えが浮かんでしまうのでした。
死んで視界が真っ暗になって、私、消えてどこへいくんだろう、
っていうかその時は痛いんだろか・・。
パッて煙みたいに消えて、そのあとはもう何も考えられなくなってしまうんだ・・。
地の底へ落ちていくような不安に胸がキューッと痛んだものでした。
小学4年生くらいからかな・・。
成長してもそれは続き、夜な夜な溜息をついていました。
で、20歳ころに とつぜん夢の中で不思議な空間へ行き、
明るく静かな広くて誰もいない場所で
何か大きな存在のようなものから この世やあの世や宇宙や
ありとあらゆるものの仕組み、成り立ち、過去と未来、
あらゆる膨大な知識を瞬間的に授けられたのです。
ただの夢ですけれど、
そのとき私は脳では限界があって感じることができないような
大きな大きな満足感、安心感、幸福感に満たされていました。
そして、それ以来「死」を思って震えることはなくなりました。
ガンの闘病中も副作用のつらさや、もしかしたら来るかも知れない
大切な人たちとのしばしの別れを考えてつらくなる時はありましたが、
死への恐れは全くと言っていいくらいありませんでした。
いつかは全員に訪れる 次の世界へのステップ。
この世界に生まれてきた時と同じように あちらへ生まれる。
今の人格と記憶を残したままで。
そのときがいつ来るかは誰にもわからないけれど
「おつかれさま~
」と迎えてくれる人が必ずいるはずです。
そしてあの美しい場所に・・。
私には誰がお迎えに来てくれるのかな、少し楽しみ