毎日使う電化製品ってなーんだ??
1950年代に「三種の神器」とも言われたアレです!
使えなくなると困ってしまう、それは洗濯機です。
共働き家庭での強い味方である「ドラム式洗濯乾燥機」。
これを使いだしてからはボタン一つで(日立製は「これっきりボタン」といいます)洗濯から乾燥までしてくれるので、楽チンだしタオルもふっかふかで気持ちがいいんです。
我が家では、日立製ドラム式洗濯乾燥機を使い続けているので2代目もHITACHIドラム式洗濯乾燥機(BD-S8700L)を購入して使っています。
ただ、乾燥機を使うと必要になってくるのがお手入れ。使う度にお手入れ必要。
糸くずフィルターや乾燥フィルター掃除をこまめにしておかないとお手入れマークが点滅して、洗濯機がスタートしてくれなくなります。
ある時を境に、エラーメッセージが出始めました。
表示部には「C02」が表示されました。
「C02」のエラーコード内容は↓
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洗濯・脱水槽および排水ホースに水がたまっていて、正常に排水されないときに「C02」が表示されます。以下の対処方法をご確認ください。
*糸くずフィルターにごみがたまっていると「C02」が表示されるため、定期的にお手入れすることをおすすめします。
・脱水のみ個別に運転して、排水できるか確認します
・排水ホースの状態を確認します
・排水経路にごみが詰まっていないか確認します
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日立のWebサイトより
糸くずフィルターも乾燥フィルターも掃除しているのにおかしいなぁ。
脱水のみでも排水はできている。
排水溝も上側の蓋をとって見てみたが何かが詰まっている様子もなかった。
※ちなみに排水溝まで手が届くように、かさ上げ台を設置しています!高さは10㎝位。ドラム式にはこれ必須です!!
1代目も古くなってくるとエラーメッセージが頻繁にでてきていたので、槽を洗浄しました。詰まり解消のためにあらゆることをトライしてきたんです。
2代目も1代目同様に、槽洗浄ボタンを実行!
槽洗浄は一般的に売られている液体のもののハイター漂白剤を使っています。これを使うと洗濯槽に溜まったゴミやカスも洗い流してくれて、嫌な臭いも残らずにスッキリします。
槽洗浄が終わった後は、糸くずフィルターにびっしりとゴミカスが付くので、忘れずに掃除をします。これで次の稼働時にはエラーはでないかなぁ。と期待していました。
翌日。
電源ボタンを押すとエラーが表示されなかったので、いつも通り洗浄から乾燥までできるコースを実行!
これで夜になれば、洗濯物が乾いているだろうと安心していました。
自宅に戻り、洗濯物を見てみるとエラー表示の「C02」が表示されていて、なんと洗濯物が洗濯槽の周りでへばりついて固まっていました。(画像でお伝えできずに残念…)
「えええーーー」泣。
固まりすぎて干すこともできないので、再度洗い直しです。
洗浄から乾燥コースのボタンは使用せずに、洗浄ボタンのみをスタートさせて、脱水が終わった時点で乾燥ボタンをスタートすると、いつものふんわりとしたタオルに仕上がっていました。
毎回手動で設定してられないので、
負けじと再びハイター漂白剤を投入して、槽洗浄ボタンをスタート!
終了時には相変わらずびっしりとフィルターにゴミカスがついていました。
そしてその翌日。
エラー表示がなかったので、洗浄から乾燥コースを実行!
果たして出来上がりは…、乾燥までできていましたが、しっかりと乾燥ができておらず半乾きの状態で今度はエラーコードの「C06」の表示がついていました。
「C06」のエラーコード内容は↓
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乾燥ができません/表示部に「C6」や「C06」が表示されます。
乾燥/洗乾運転の自動運転(最大6時間)で乾燥運転が終わらない場合に「C6」や「C06」が表示されます。 電源を切った後、以下の対処方法を行い、乾燥運転ができるかご確認ください。
・乾燥フィルターや、乾燥フィルター差込口を確認します
・洗濯物の状態を確認します
・水栓(蛇口)が開いているか確認します
・排水ホースの状態を確認します
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日立のWebサイトより
半乾き状態なので、乾燥ボタンだけをスタートさせてなんとか乾燥終了。
うーん。ここまでくると手の施しようがなさそうなので、さすがにプロにお願いするしかないと決断し、日立の修理依頼を願い出た。
修理をお願いした翌日には訪問していただけるとのことなので、早速視てもらった!
エンジニア
「2015年製ですね?部品は6年しか保有していないので、買い替え時にはなってきていますね…」
私「あ。はい…」
エンジニア
「まったく動きませんか?」
私「いえ動きますが、C02とC06のエラーコードが出ます。しっかり乾燥ができなくて半乾きだったり、洗濯槽内に洗濯物がへばりついた状態で止まっていることがあります。洗浄から乾燥コースでスタートさせると、そういったことが起こります。」
と伝えると少しエンジニアが考えこんで、ピピっと何やら操作を始めました。洗濯機が回り始めて水を溜めて排水テストのようなことを始めました。
エンジニア「んー。排水が少しあまいですね。」
排水溝のホースをパカッと抜くとダーっと水が流れ始めました。
エンジニア「排水溝が詰まってますね」
私「おかしいな。排水溝も詰まってないか確認したはずなのに…」
エンジニア「排水溝は下の器まで取れるようになっていて、ここに詰まっています。原因はコレです。」
排水溝の器から、ゴミカスの塊が出てきました。
私「てっきりホースの中が詰まっていると思っていました」
エンジニア「ホース内での詰まりだと、排水溝のホースを抜いた時に水が勢いよく出ませんよ。ちょろちょろっとしかでません。」
エンジニア「C06のエラーもこれで解消されると思いますよ」
ものの10分で解決しました。さすがプロです。
乾燥フィルターも汚れが溜まっているということなので、解体ショーの始まりです。
通常のお手入れでは、手の届くところに限界があるので、この際に内部のお掃除をしてもらうことになりました。
乾燥時に溜まったクズが出てくる、出てくる(笑)
気持ちいいくらい出てきました(笑)
フィルターも丁寧に洗ってもらい、パネルを付けて無事終了。
「ありがとうございました!」
お会計「17,930円也」
(思ってた以上にタケーーーー)心の叫び…
もう少し奮闘していれば…なんて思いましたが、明日からはストレスなく洗濯機を使えそうです。
まぁ何と言っても基盤の故障とかではなかったのでまだまだ活躍してくれそうですし。
買い替えのことを考えると安くついたと思うことにしよう(笑)
この経験を活かして、次にエラーが出た時には、何としてでも自分で解決してみせるぞ!