ギリシャ旅行 (終章 バスからルセまで)
バス
は、また12時間かけてソフィアに帰る。
今度の、和美さんの隣は、娘さんがソフィア大学で韓国語を教えているというおじいさんだった。日本語
を教えている人の隣に、まさにお隣韓国
にゆかりがある方が座るなんてすごいと思う。2人は、日本語と韓国語について、いろいろとお話していたみたいだ。
わたしと松子さんは、いつもしているように、日本語とブルガリア語の研究を重ねた。
外国だなあ、と思うのは、家や街に帰ったときの「ただいま」「おかえり」の感覚がないのと、「いってらっしゃい」「バイバイ」などのときの「気をつけて」と「よい一日を。Have a nice day.」の違い。
わたしたちは、その人の無事を祈っている。昔の旅とか、どこかへ出かけるというのは、危険がともなうものだったり、命がけだったりしたからだろうか。
それに対して、相手が幸せや楽しみを感じることを願うのが、「よい一日を」だろうか。楽しむことが、とても大切なことなのだ。
学校で会っても、松子さんは「楽しんで!
」と言ってくれる。日本語で言われると、とても違和感があり、仕事が楽しみとは考えにくい日本人は、「仕事なのに?
」と、戸惑ってしまう。反対にわたしは、「がんばって
」と言ってしまう。大変な労力を予想し、また、精一杯の努力を期待している。
他にもおもしろいのは、「やっぱり」「とりあえず」という感じの単語がブルガリア語にないので、彼女たちは、便利だから、そこだけ日本語を使うということ。彼女たちはさらに、「とりあえず、ビール
」が大好きだ。
と、真剣に研究している横で、また行きのバスよりも輪をかけてあやしい映画が流されている。チョイスは完全にまちがっている。ファミリーで見られる映画にしてほしい。
途中の休憩で、ギリシャにしか売っていないお菓子を見つけ、買って帰ろうとしたが、ブルガリアで50円ぐらいのが、倍どころか、いつもの5倍以上300円ぐらいの値段だったので、すぐやめた
やっぱりブルガリア人には、ブルガリアの生活が一番だ。
国境には、夜中の3時ごろに着いた。またパスポートを預けたが、行きは同じように何人か預けていたのに、帰りはわたし一人しかいなかった。
朝7:00前にソフィアに到着。朝ごはんを食べてゆっくり。そして、ご結婚で最近ブルガリアに来られた日本人の方が会いに来てくださいました。ブログを通じてお知り合いになったテス子さんです
ロンドンでお医者さんをなさっていた、ということで緊張しましたが、とても気さくな方で、安心していろいろとお話できました。
「来て1ヶ月、まずはブルガリア語を習っているところ」だそうで、「頭いいんだろうなあ」と思いながら、見つめてしまいました。
今度は、ぜひルセに遊びに来てください
さらに、バスで5時間。途中、5日前にも来た休憩所で、おいしいサンドイッチをブルガリア価格で食べて、満足。
午後3:00ごろルセに到着。「ただいまー。いろんなところに旅行にいくのは大好きだけど、街もきれいだし、安全だし、物は安いし、暮らすのはやっぱりルセだ
」と思いました。
松子さんに「Home,Sweet Home!
」というような言葉は、日本でも言うのか、と聞かれ、「やっぱり家が一番だ
」って感じかな、と答えました。
自分用ギリシャのおみやげ。古切手。思い出の名所名物が、これだけでたくさん見られます。幸せ。
