松竹梅
「松竹梅」という、名前の札のようなストラップを、デジカメにつけています。
よく、「なんで?お酒?」と聞かれますが、じゃあ「賀茂泉」「賀茂鶴」とつけたい。むしろ焼酎派です。
ブルガリアに着いた日、迎えに来てくれた同僚の二人と、ご飯を食べに行きました。
注文した料理を待つ間、産まれたてのこいぬを見てもらおう、と思って、カメラを出しました。
「何?この漢字?」酒?とは聞かない。さすが日本語教師、漢字やその意味に興味津々です。
「松と竹と梅。おめでたい、、植物三つ?お寿司のコースにもあるよ」とか、浅い知識と簡単な言葉で答えます。
すると、「ほんとにー?」「松子
」とうれしそうに言うので、「え?」
「わたしの名前は、日本語で”松”と言う意味です。だから、前の先生に”松子さん”と日本語の名前をもらいました
」
はあああ、それで。
「ブルガリアでも名前の意味ってあるんだね。」
「ありますよ。わたしは、平和だから、”和美”です。」
「へえええ☆」
和「あなたの名前の意味は何ですか?」
たけ「名前は、なんか繊細な感じ?かな。たけ、は”サムライ””戦い””強い”?とかかな。」
松「すごい☆いいねええ。そのとおりだねええ☆」
たけ「え?」
松・和「ブルガリアまで一人で来て、勇気があるね。」「うん。かっこいい。」
日本でもよくみんなそう言ってくれたけど、ブルガリアでもそう思うんだ。うれしいな。
和「ブルガリアの名前つけようか♪」
松「そうだよね。★★★★★★は?」
なんか濁点ばっかりだった。いい意味ならいいけど。
再度ブルガリア語で相談する松と花。
和「決めた。エライナ。」
たけ「え?偉いな?」
松「ライナ。」
和「ライナは、昔、強くて勇気があるきれいな女の人がいて、その有名な人の名前。」
たけ「ほううう。」
舌巻いてただけか。偉いな、ではないのに、偉人そう。私も偉人になれそうで、ちょっと気に入る。
その後、生活のことや学校のことをいろいろ聞いた。初対面なのに「一緒に旅行に行こうね。」って言ってくれた。なんていい人たちなんだ。こんな人たちに出会えてよかった。
松「どこに行く?どこに行きたい?」
たけ「ぎり 和「ギリシャ行きたあい。」
一緒だった。ちょっとすごいと思った。
出発前、本屋さんへ行き、ギリシャのガイドブックをレジ前まで持っていったけど予算がなく、仕事のことだけ考えようと思って、思いとどまってきたところだった。
運命の手帳で、もう一度考えなおしてみた。出会うべくして出会った人たちなのかもしれない。
以前、友人に、願いが本当に叶うことで有名な鈴虫寺の黄色いお守りをちょうだいし、合わせた両手に包みこみ、これが叶ったら本物だと思いながら、「松に会わせてください」と願ったことがあったからだ。
松子さんだったかーーー。
松じゃないけど十分です。鈴虫寺さすが![]()