本格ミステリ大賞作家、待望の最新作は時計屋探偵!
犯人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは⁉
新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解きー
時を戻すことができました。
アリバイは、崩れました。
美谷時計店には、「時計修理承ります」だけでなく「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。「時計にまつわるご依頼は何でも承る」のだという。難事件に頭を悩ませる捜査一課の新米刑事は、アリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ、山荘の時計台で起きた殺人のアリバイ…7つの事件や謎に、店主の美谷時乃が挑む。あなたはこの謎を解き明かせるか?
目次
第1話 時計屋探偵とストーカーのアリバイ
第2話 時計屋探偵と凶器のアリバイ
第3話 時計屋探偵と死者のアリバイ
第4話 時計屋探偵と失われたアリバイ
第5話 時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ
第6話 時計屋探偵と山荘のアリバイ
第7話 時計屋探偵とダウンロードのアリバイ
浜辺美波さん主演のドラマで先に見た『アリバイ崩し承ります』
の原作を読みました。
ドラマで安田顕さん演じたベテラン刑事が、原作では新人刑事で
下宿もしてませんでした
それに美谷時乃は、美谷時計店のカウンター内で
お茶を飲みながら話を聞くだけで、
アリバイ崩しをしてしまうのだ。
こういうのって安楽椅子探偵でしたっけ。
原作はシンプルで読みやすいし、
事件の内容自体は原作通りなので
読んでるとドラマの映像が浮かんできてイメージしやすかったです。
犯人は覚えてても結末までは覚えてなかったりして
自力でアリバイ崩しはできなかった・・
- 出版社 : 実業之日本社 (2018/9/7)
- 発売日 : 2018/9/7
- 単行本(ソフトカバー) : 252ページ
ドラマの放送が昨年のちょうど今頃でした。
私は単行本で読んだのですが、
当時、本屋さんに行ったら
文庫本が平置きで並んでました📚
思わず読みたくなる
サイン本と原作者さんのサイン。
印象に残る表紙が素敵。