なまずんが釣りのシーズンに突入し、週1~3釣りに行くようになった。
私は月1~3、近所で投げるくらいのライトバサー。
(バサー=バス釣りする人ね)

なまずんと出会ってすぐに釣りに巻き込まれ、10年弱は釣りしてる計算。
成長したようなそうでもないような。まぁ、ほぼ初心者でしょう。
第一に仕掛けが作れません。否、覚える気がありません。
なので一人で釣りに行くのが無理。
ルアー釣りなので、ミミズが触れな~いとかいう理由ではないのですが。
裁縫も出来ない私が、あんな糸をくくったり出来るもんですか。
何回かチャレンジしたけど、無理なもんは無理。
しかも屋外でさっさとやれって言われても、風も有るし難易度高すぎる。
ちなみに魚は触れます。暴れるとビビるけど。

万年初心者なので、釣りに行く度になにかしら課題が与えられる。
なまずんが先生体質なので、「楽しければいいよ」なんて事は絶対言わない。
こないだは“ピッチング”っちゅー投法をおさらい。
振りかぶって投げるんでなくて、アンダースローとかそんな雰囲気。
前は出来てたけど、ブランクあると忘れるんだよなぁ。
なんとか70点頂けるくらいになって終了。
黙々と投げるだけなので、魚は釣れません。

自宅裏の駐輪場に自転車停めて、次は“フッキング”の練習。
いわゆる“あわせ”ってやつですね。
魚がかかったら、勢い良く竿を起こす事で、確実に魚の口に針をかける。
針をかけるだけでなく、逃げようとする魚をこちらに向かす効果も。
首を振って水草に逃げ込むと、糸が切れてしまうから。
でも私はこの“フッキング”が苦手。
まず「魚がかかった」ってのが、ほぼ分からない。
巻いてる内に、「あ、釣れてーら」ってことがほとんど。
これは非常によろしくない。きちんと“フッキング”はしないと。
更に「かかってる!」って指摘されても“フッキング”が出来ていないらしい。
ただ単に竿を起こすんでなく、勢いが大事だそうな。
今回はその正しい“フッキング”練習。

腕を下ろした状態からヒジを曲げたまま、竿を上に振り上げる感じ。
何度やっても「腕しか動いてない、腰を入れなさい」の指摘。
私が振ると『ひゅおっ』くらいの音。
お手本は『ビュオウッ!』速いし、音も大きい。
何回振ってもコツが掴めず、人にジロジロ見られて恥ずかしいから終了。
私の振り方だと、身長190cm体重100キロ以上ないとダメらしい。
太るしかないか…と間違った目標を立てて、怒られる。

なんとかコツを掴みたいなと思って、毎日家の中でエアーフッキング。
何回やっても「ダメ」「腰入れなさい」の連続。
腰を入れるってのがピンとこない。これが運動音痴の限界なのか。
呆れたなまずんから「下に落ちたブロックを拾うイメージだ」とのアドバイス。
ブロックだとしゃがむから、なんか“フッキング”の動きとは気も。
重いものを持ち上げるというよりは…。
「大きなカブをひっこぬく感じ?」と聞くと「まぁ、そうかも」との回答。

カブを抜く…。
大きなカブなんて抜いた事無いけど、私はカブを抜く…。
大きい葉っぱを掴んで、ヒジは曲げたまま、腕を振り上げる!
あの絵本のように、私はカブを抜くんじゃぁぁぁ!

「カブっっっ!」

「カシス、それやっ!腰入ってるで!」

室内で残念ながら竿持ってないので音は分からないけど、どうやら成功。
まさかのカブイメージで“フッキング”を会得しました。
弊害としては「カブっ!」と言わないと、出来ない事。
普通は「よしヒット!」とか「フィッシュ!」とか言うものなのですが。
声を出した方が力が入るので、悪い事ではないのですよ。


釣り場で「カブっ!」の叫びが聞こえたら、私だと思って下さい。



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