アマルフィ 観ました。
初めて劇場でCM見てからずっと楽しみにしてたんだ。
ずっと前「冷静と情熱のあいだ」を見て、すごく気に入ってたから。


今度も日本人の作るイタリアを舞台の映画。
きっと映像が美しいに違いない!と勝手に期待。


アマルフィの景色も期待していたけれど
一番楽しみにしていたのはサラ・ブライトマンが歌うガゼルタ宮殿の舞台美術。
テレビで美術の種田陽平さんのドキュメントを見たので。
期待を裏切らない美しさでした。
本当にゴージャス!!って感じ。
サラ・ブライトマンも本当に美しかったし。


イタリアの町は、
本当に通り過ぎるだけの背景となっていて
いや、もったいない、もっと見せて!
って思うこともしばしばでしたが。


ストーリーもとてもおもしろかった。
原作のあるものって先に読んでしまうとがっかりさせられることも多いから、
今回は読まないで見たので、目が離せない面白さ。


だいたい、ミステリーとかサスペンスもの読むのは好きだけど映像では見たくない人なの。
この前やっていた「天使と悪魔」なんて絶対映像では見たくない。
人が殺されたりするのはいやなんです。
原作はおもしろかったですよ~。


この映画はサスペンス映画といえど、虐殺シーンはないからOK!
この間DVDで見ちゃった「チームバチスタの栄光」は
虐殺シーンはないけどさ、心臓手術シーンのオンパレードで
小説では一番面白かった会話のディティールがまんまるカットですごいがっかり。
なんか我慢して最後まで見たって感じ。
せっかく大好きな吉川晃司が出てるのにー!
だいたい、主人公を女性にしたところからアウト!でしょう!
ゴキブリを連想させる白鳥が阿部寛だし・・・
完全ミスキャストだよね。


完全ミスキャストと言えば
アマルフィの織田裕二もそんな感じ。
この映画の中で彼は一回も笑わない。
笑わない織田裕二って魅力的ですか?


あのdocomoのCMで「女の子を助けてください!」と言われて
むっつり怒ったような顔で黙っている織田裕二は
なんか「冗談ですか」って言いたくなる感じ。
製作者としては人気俳優を使って集客したいというのはわかるけど。
なんか似合ってない。
やっぱり織田裕二は笑ってほしいなあ・・・
笑顔が魅力的な人だと思うんだけどなあ。


パワフルな美しさの天海祐希もこの役ではちょっともったいなかったな。
もっと儚い系の女優の方が合ってるような。
なんて、全て私の持ってる勝手なイメージなので!


でも、この映画は最初から織田裕二を主役にしてつくった映画なんですよね。


プロデューサーも美術も「冷静と情熱のあいだ」をつくった方なんですね。
「冷静と情熱のあいだ」での映像の美しさや部屋の中の雰囲気が大好きで、
音楽もなぜかエンヤがぴったりはまっていて、
とても気に入って何度か見てしまいましたし、
サントラもしばらく気に入って聞き続けていましたっけ。


今回のサラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」もイタリアのゴージャスな感じをすっごく感じさせてくれる曲ですよね。
本当に才能のある人たちってなんでそんな閃き方をするんでしょうか。
不思議。


織田裕二演じる黒田に日本から何度か電話がかかってくる。
同僚か・・・ 上司か・・・
なんかすごくいい声。
誰なんだろう・・・と思っていたら
中井貴一だったー!!!
先に知っていればもっと堪能したのに。声を。
思うに彼がこの主役を演じたら、すごくいい感じじゃないかな。
CMのおちゃらけた感じでなくて、
全く笑わない冷たいそれでいて内に秘めた優しさ・・・
なんて役をとても素敵に演じるじゃないですか!
だけど息子曰く「地味すぎて客入らなさそ」
う・・・
ま、個人的にすごく好きな俳優なんですう・・・


小説は映画とは別に作られたのですね。
映画のプロット作りに参加した後、
配役も決まってから書いたとか。
うーん・・・ちょっと読んでみたい気もする・・・
ストーリーを知った後に読むミステリー小説って
いかがなものか・・・


「アマルフィ 女神の報酬」
私としてはとても楽しめた映画でしたよ。




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