「彼女の私生活」2019
<あらすじ>
美術館でキュレーターとしてバリバリ働くソン・ドクミ(シン・ミニョン)は、実は超がつくほどのアイドルオタク。
休日は追っかけに時間を使う日々だけれど、会社や家族には知られないよう気をつけている。
彼女の働く美術館に新しい館長としてやってきたのが、ライアン・ゴールド(キム・ジェウク)。
ひょんなことから恋人のふりをすることになり、衝突しながらも互いに惹かれあう二人。
オタク文化をドラマに取り入れ、オタク心を掴む今までになかった設定のラブコメ。
<感想>★★★★☆
何が良いって、まずはふたりのビジュアルが最強すぎる。
シン・ミニョンちゃんの不自然すぎるくらいの整ったお顔はつい見とれてしまうし、キム・ジェウクも大人な魅力たっぷりで本当に素敵でした。
以前コーヒープリンスのキムジェウクが一番好きと書いたけれど、こっちの方が良いや。
最初ちょっとやなやつだけれど、性格の良さが見えてくるのが早くてとても好ましい展開。
二人が惹かれ合うタイミングも、もどかしすぎずハッピーに見られました。
ひとつ突っ込むと、キム・ジェウクが、ドクミが追いかけるアイドルよりもずっっっっとかっこよかったので、そりゃそっちに恋するだろうよ、と思いました。
アイドルももうちょいビジュアル良い子使えばよかったのになぁ、と。十分素敵でかわいい子ではあるんですけどね。
そして大事なオタク設定について。
オタク心よくわかってるよーこれ。
私も、昔は東方神起とプロとして出会うんだ!だからファンとして認識されなくていいの!なんて思ってました(笑)
スキャンダル出たときの心の変化も面白い。
私も最近、同じようなプロセスを踏んでるのでね…
あと、日本とはちょっと文化やオタクの捉えられ方が違うかなぁ、というのが印象。
マスターという、追っかけでプロ並みの写真撮って自分のサイトにアップする人がいるみたいですね。
日本では追っかけはNGな行為だけれど、韓国ではサセンペン(私生ファン)と呼ばれる、家まで付いていってしまう過激なファンとは別に、出勤やら空港やら公式がスケジュールを公開していて、どうぞファンの皆さん来てください、みたいなところに追っかけて行く合法追っかけみたいなのがいるようです。
韓国の文化を知らないとちょっと戸惑うかも。
にしても、アイドルオタクに関してこんなに寛容で、イケメンで、優しくて、イケメンで、能力あって、イケメンな男の人、いないよ!
現実にいないからこそ、ドラマになるんでしょうけど、私みたいなオタクに夢見させる最高のドラマでした
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