アイドルとは何か。

 
小さい頃からアイドル好きな私としては、いつもふとした時に疑問に思うことのひとつ。
なぜ私はアイドルが好きで、彼らは私にとってどういう存在なのか。
これほどまで生産性のないことをいつも考えてるなんてよほど暇なんでしょうね真顔(笑)
 
 
私の中では決まった答えがあって、それは"恋愛の対象"なんです。
以前の記事「アイドルと恋愛について」にも書きました。
 
擬似恋愛じゃなくて、恋愛。
漫画やゲームのキャラクターとの恋愛を想像して楽しむのではなくて、ちゃんと相手が好きで、いつかどこかで出会えないかな…と半ば本気で恋をしているんです。
(でもまあ歳を重ねるにつれ彼らには近づけないという現実が見えてきて、私も身近な人に恋をして結婚しているんですけどね。)
 
「アイドル」の意味を辞書で調べると、偶像、憧れられる存在、など出てくるけれど、私は
〈圧倒的多数の異性から好かれる存在〉じゃないかと。
もちろん同性のアイドル好きもいるけれど、メインとなるファン層は基本的には異性。
それはやはり人が異性に抱く感情、いわゆる恋と愛(きっと最終的には良い子孫を残すことを目的として遺伝子に組み込まれてる感情)なんだと思う。
だからこそスキャンダルは大問題。
(ところで、文春のような週刊誌って人を不幸にしかしない。世の中に価値を提供しない仕事なんてやる意味あるの?なくなっちまえ!と思うのですがどうでしょう。政界経済界の闇を暴くのは歓迎ですが)
 
 
では、「恋愛」以外の感情で成り立つ関係はないのでしょうか。
 
アイドルとは未完成でその成長を応援するもの、だとか、その物語性を楽しむもの、だとか言われることがある。
オーディション番組から出てきたモー娘。、ファンが順位を決めるAKBなど。
でも、根本には恋愛感情があって、物語があることで彼女たちがちょっと身近に感じられるようになってより好きになる、という恋愛の要素の一つに過ぎないと思う。
 
でも、ももクロはちょっと違う気もする。
ももクロを見て「甲子園を見ているようだ」と言った人がいる。
なるほど。スポーツを見ているような、恋愛ではなく単純に「応援」したくなる存在。
そういうアイドル像もありなのかもしれません。
ただ、男性アイドルにはそういうの難しい気がする...女性の方が「恋愛」に貪欲な気がするので。
 
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とここまで書いたのが昨年11月。
ちょっと記事を寝かせていたら、とうとう、私のチャンミンも、一般女性と付き合っていると公開しました。
最初は本当にびっくりして、ショックで、気が動転しそうでした。
でも、だんだんと受け入れられている自分もいます。
そしてここが不思議なのだけど、「チャンミンのファンを辞める!裏切られた!」なんて意見を見ると、
"ん?チャンミンと結婚でもするつもりだったの? 何を求めているの?"
なんて冷静に客観視出来るようになりました。
ちょっと前までは、チャンミンと結婚する!と思っていた私が!笑い泣き
そこにチャンミンがいて、私がいて、彼が私をときめかせてくれるなら、別に彼女がいようと構わない、と感じるように。
ただ、一般女性だったこと、相手が匂わせなどしていないこと、が大きいのかも。
例えば結婚して、ウェディングフォトだとか、子どもとの写真だとか、リアルに私たち以外に大切な人がいるんだなぁ、という場面を見せられるとちょっと違うかも。
そういう面でキムタクの家庭の話を一切しないのはとても正しい戦略だったと思う。
やっぱり彼らアイドルは、私にとっては恋愛の対象である。という結論。
ただ、私最近純烈にロマンを感じているのですが。
東方神起も、おじさんになってもああやってアイドルやって、おばさんになった私たちをときめかせ続けてほしいなぁ。
それぞれが家庭を持とうが構わないので、私たちファンの前では、私たちに恋心を抱かせてほしいですね。