PRODUCE 101 JAPANを見て、アイドルとは何か、ここ数日ずーっと考えているので、考えをまとめてみます
テーマを大きく分けると二つ
①パフォーマンスのあり方
②ビジュアル
①パフォーマンスのあり方について
ジャニーズとK-POPのパフォーマンスの大きな違いはやっぱりクオリティの高さ、だと思う。
K-POPアイドルたちの歌と踊りの完成度はとても高い。「うわ、すごーい!!」と想像以上のクオリティに感動させてもらえる。練習生として厳しい練習を積んできていること、あと才能があれば顔は後から変えられる、というのも大きいのではと思う。
一方ジャニーズは、ダンスや歌のクオリティは低め。ただ、それがわからないような曲が多く、爽やかでポップでハッピーな印象を受ける。彼らはダンスや歌に限らず、バラエティや俳優業なども幅広くこなすから、クオリティの高さは求められていないのかも。
そこに優劣はないし、私のようにどちらも好きという人は多いと思う。
さてそこでです。そこでPRODUCE 101 JAPANです。彼らはどういうコンセプトで打ち出すべきか。
おそらく運営側の狙いとしては、K-POPの特徴を持った日本人アイドルというところで売り出そうとしていると思う。
実力派アイドルというのは、今までもいました。
私がかつて好きだったw-inds.とか。その後輩のLeadちゃんとか。
歌もダンスもクオリティ高く、曲もかっこよかった。
でも彼らの最大の敗因は、ジャニーズの圧力だったと思うのです。
(まだ活動中なのに負けたみたいなこと言ってごめんなさい)
歌って踊るアイドルはジャニーズ一強で、それ以外はかなり排除されていた。
ジャニーズが出る音楽番組には出られないから、一般の認知度が高まらない。
コアなファンはいても、それ以上増えない。
でも今、圧力は悪であり公明正大に行くべきだという風潮が強くなってきて、ジャニーズ以外のアイドルもテレビに出られる時代がやってきました。
しかも、テレビの力が弱まり、特に若者の間ではインターネットの方が影響力が強い。
となると、テレビの圧力なんてあったとしてもなんのそのです。
テレビに出て、CDを売って、という時代ではもはやありません。
YouTubeなどの広告収入と、ライブの収入、グッズの収入でアイドルとして十分やっていけると思う。
つまり、実力派日本人アイドルという方向性は間違っていない!!
これを言うためにだらだら書き連ねたのか
考えがようやくまとまりました。
つまり、やっぱり実力のある子たちを選ばないといけない。
もしくは、伸び代、ポテンシャルのある子。
デビュー時にクオリティの高さで圧倒させられるようなパフォーマンスじゃないと。
そこが番組でもちゃんと見えてくると良いな、と思っています。
あと一つだけ言わせて。あのさ、アイドルに、ラップ、必要?
K-POPの曲にラップ入っているのって、ダンス担当で歌えない子たちのパート救済策じゃないの?
ラップなら上原くん、と言われていて、私も票を入れたりするけれど、いや待てよ、本当にラップ要る?と根本に立ち返ってしまう。
ラップ入っていた方が曲にまとまりがでるの?かっこいいの?
ちょっといまいちそこだけが腑に落ちない私。
②ビジュアルについて
K-POPファンをうまく取り込むにはダンスと歌のクオリティの高さが必要だと思います。
では、ジャニーズファン及びそのほかを取り込むには?
私見ですが、日本人好みのビジュアルを大切にすべきでは、と思いました。
最初にPRODUCE 101 JAPANの「ツカメ」という曲を見たとき、うわほぼ韓国人じゃん!と思ったの。
顔と化粧のせいだと思うけれど。
単純接触効果というのがあって、対象に触れれば触れるほど、好感度が増すという心理学用語だとDaiGoさんがYouTubeで言っていたけれど、まさにそれで、見ているうちになんとなーく練習生みんな魅力的に見えてきちゃいました。
でも、このオーディション番組を見ていない人たちは、歌番組なんかに出たその数分で全てを判断するわけです。
一般受けを狙うなら、もう少しビジュアルは日本っぽくしても良いんじゃないでしょうか。
あまりに韓国に寄せすぎると、日本人である意味がない気がします。
その意味でいうと、ごめんなさい、川尻くんはセンターじゃないの。
川西くんかわいいよね。豆ちゃんも韓国っぽくなくて好き。
せっかくだから、化粧も韓国に寄せないで欲しい。
なので、つまりは、歌とダンスが出来て顔のいい子を選ぶべし!と思うのですが、なかなかそんな子いないのよねぇ。
だから、顔がよくて、歌とダンスが練習次第で今後伸びそうな子を選びたい。
あと、PRODUCE 101とは関係なく、アイドルとファンの関係性についてもここ数週間考えているので、それも「アイドルとは何か」第二弾として近々語ろうと思います(誰も望んでない笑)。