「嫉妬の化身」2016

 

 

 

<あらすじ>

主役のコン・ヒョジン(代表作「最高の愛」「パスタ」)が演じるのはアナウンサーを夢見るお天気キャスターのピョ・ナリ。同じテレビ局の先輩記者のチョ・ジョンソク(代表作「ああ、私の幽霊さま」)演じるイ・ファシンへの3年間の片想いを終わらせたところに、ファシンの親友の御曹司、コ・ギョンピョ(代表作「応答せよ、1988」)演じるコ・ジョンウォンと出会う。

仕事第一で自分勝手なファシンとは正反対の、優しくて男らしいジョンウォンと恋に落ちるピョ・ナリ。一方、自分に片想いしているときは見向きもしなかったのに、途端に惹かれ出し嫉妬に苦しむファシン。

その想いに気づいたピョ・ナリは二人の間で揺れ始め…。

典型的な三角関係ラブコメ。

 

<感想>★★★★☆ ※ちょっとネタバレあり

これは、乙女の夢を最大限詰め込んだドラマ!恋の矢

非現実すぎて誰もここまでやろうと思う人は今までいなかったのでは、と思うほど。

親友同士(どちらもイケメンでやり手)がさえない一人の女性を取り合い、さらに男性の方から二股を持ちかけてくるなんて!!!!!

そして一緒に暮らして二人から迫られるなんて、なんて夢物語なのでしょうラブドキドキ

きゅんきゅんもかなりありました。

基本的には嫉妬に苦しみながらも親友のために身を引くファシンにきゅーん。。。

自己犠牲の切ないきゅーんが多かった感じがします。

あとチョ・ジョンソクさんめちゃめちゃ歌うまい!ミュージカルの方なのかな?

ダンスも上手でびっくりしました。素敵でした。

 

マイナス点は、2つほど。

一つ目は人間関係が複雑すぎてよくわからなかったところ。

最終回で、え、ピョ・ナリのパパ生きてたの?ってなった。

英語字幕だったので把握しきれていないのかもしれないけれど、他にも、シェフと高校生の関係とか、シェフの運営するアパートの方針とか(あまりにも訳ありの人ばかり…)ちょっと複雑すぎました。

ファシンのお兄さんはジョンウォンの叔父さんと知っていて入居したのかしら。。。じゃなければあまりに偶然がすぎる。

 

二つ目は、とても大事なことなんだけれど、最終的なヒーロー・ヒロインじゃない人と本気で恋に落ちるところ。これはラブコメドラマの禁忌を犯している、と言っても過言ではないと思う。

普通ラブコメを見るときは主役の女の子に自分を投影してきゅんきゅんを楽しむものだと思うのだけれど、本気で二人の人を好きになるとか、おいおいピョ・ナリ、中学生じゃないんだから!ちょっとついてけないわ...チーンって置いてけぼりを食らってしまった感じでした。

 

でも全体的には面白かったので★4つ!ただ、16話で終わると思って見てたら24話で、長っっっ!!ってなりました。

 

あと一つ気になったのは、何歳の設定なのかしら?というところ。

ファシンとジョンウォンは大親友の設定で、ジョンウォンはピョ・ナリにタメ口使っているけれど、実際ジョンウォン役の子はファシン役より10歳も年下!

同じ2016年に「応答せよ1988」で高校生役をやっていたのに...!

まあ、応答せよを見ていなければ違和感はそんなに感じないと思うので、幅のある俳優さんということで。

 

 

追記: このサイトに疑問の答えが全部書かれていました!知らなかった...

http://www.xn--gdkc1a5b0cw867au3yf.jp/article/451542921.html

 

 

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