第8回 香音Tea発表会 | バラの贈り物

バラの贈り物

鈴木満男門下生。ローズコンシェルジュ一期生。バラ園ボランティア数年、ピアノ再開。
想い出のグロトリアンのグランドピアノ購入。
市内にピアノサロン兼自宅をセキスイハイムで建てたシンママ・ワーママです。
家づくり、建築がコアな趣味です。

みなさま、お久し振りです。



仕事が大変忙しく、休日は、趣味を減らし体力温存の日々です。
バラ関係とも疎遠になりつつあります。

ただ、毎年一回のステージだけは、自己実現の場として死守しております。

4月5日、素敵なlive cafe 凡にて、無事発表会に参加できました。












1曲目はシャンソン、「囚人の歌」です。この曲には、いろいろな思い入れがあり、4年前までは原調で、メゾソプラノで歌ってましたが、「漕役囚」を歌ったものであり、肉体労働の懲役刑であることから4度下げて地声で歌ってみることにしました。
いま、社会ではいろいろな凶悪な犯罪、事件がビジュアルな情報として氾濫しています。
そして問われる家族的背景…この曲を選んだのは昨秋なので、世相とは無関係の選曲ですが…

そういった、非科学的な偶然の縁は、なぜか、私の中では頻繁に起こります。

ですから「歌う」というパフォーマンスは、「言霊」のようなものだと思っています。
同じ歌の解釈が年々深まっていき、なるほど、マリア・カラスの言葉が的を得ています。



では、本番の様子です。
「Le Galerien  囚人の歌」 堀内敬三 訳詞 2015年4月5日 於;凡

衣装や小道具も毎回、自前です。今回、もう1つの曲は中世の歌曲にするつもりで、オーダーした衣装が欠品となりました。急遽、別の衣装を探し、発注しました。その変更後の衣装のイメージがどうしてもオペラなので、オペラ初挑戦となりました。
オペラも、いろいろ調べていくうちにハマッてしまい、次回もオペラを選曲するつもりです。
今回は、これまでの自分の声域も拡げるコロラトゥーラにも、初挑戦。

練習は、自宅、カラオケルーム、夜の公園でした。ボイトレもネットで調べて、当日は、凄いボリュームの声量が出ました。

ただ、ガイドメロディーがないと全く音程が取れないという悲惨な事に…

動画はMute推奨です(笑

歌劇「セヴィリアの理髪師」~”Una voce poco fa 今の歌声」 於;凡


この音程のまずさを猛反省。よく練習したのに、音程が判らなくなってるため、練習量でなく、その方法に問題がある、と思い、来年に向けてのトレーニングが始まりました♪






音楽が生活、人生に齎す役割を見出だせずに、医療界に転職しましたが、音楽によって、崩れそうな自分を支える事ができました。
片手間の本気の道楽でしょうか!?