三菱一号館美術館で開催中の「マネとモダン・パリ」展を観に行って参りました。
「黒の画家」といわれるマネ、もともとお気に入りの画家でしたので楽しみに行って来ましたが、期待を裏切ることなく素敵な作品の数々でした。
「何よりもまず印象的な黒」ももちろん素敵なのですがそれを引き立て、また黒に引き立てられている、その周辺に在る輝くばかりの肌の白、ばら色、目の琥珀、ブルー、エメラルドグリーン他様々な色…。
スペイン絵画、ベラスケスなどを彷彿とさせる重たいタッチと筆の運び、独特の光のあてかた。
自身が「喜びとくつろぎの絵画」と表した静物画。
クラシカルとモダンとタブーとが鮮烈なまでのセンスでもって一つの作品のなかで融合しているような。
ああなんて月並みな表現。。
まあとにかくなんだか良かった、って話です。
でも「オランピア」と「草上の昼食」がやっぱり観たいよおぉぉー!
写真は出口に飾ってあった今回のメイン作品の一つを引き伸ばしたパネル。
≡†Jill†≡