できることを正しくやる。
正しくやっていれば、そのうちにできないこともできるようになる。
(F.M.アレクサンダー)


奈良は昨日とうって変わって清々しい晴天でした。
しかし朝夕が本当に寒くなってしまいましたね。
猫たちの切ない目に負けてとうとうコタツを出す事になってしまいました。
朝夕と日中のの気温の差で生徒の皆さんが風邪をひかなければいいな…
と思ってたら、小学生の生徒さんががっつり風邪でした。
具合が悪そうだったので帰しましたが
次回はスッキリした顔でレッスンに来てくれると嬉しいです。

さて、今日も午前中から声楽のレッスンをしていたのですが
毎回皆さん発声の前の呼吸法で悩まれてしまう。
呼吸ってそんなに難しいものなのでしょうか?

…どうしてそんなに悩む事になるのでしょう?

呼吸というものは、生き物である限り
生きている限り、必ずするものです。
なのに、どうして難しいものになるのでしょう?

きっと「何をするか」を考えて
「何をしないのか」を考えないからではないでしょうか?
睡眠時って何もしないですね。
何もしない時に何が起こっているのか
ここを考えて頂けると、深い呼吸ができるようになるはずです。

そして、とにかく正しい事だけを毎日繰り返して下さい。
決して無理をしてできない事に挑戦しようと思わない事です。
基本がしっかりできてくるとできる事があります。
ゲームでレベルが足りていないのに、
上位のダンジョンに無闇に挑戦しない事です。

とりあえず、焦らない、がっつかない事が第一です。
「その時」がやって来るまで、ひたすらできる事
正しい事だけを繰り返しやってみて下さい。

発声だけ、呼吸法だけでも良いのです。
呼吸法ができていないのに、母音で歌わないこと。
「イ」音だけで継続できないのに他の母音を増やさない。
「イ」音だけで声帯が正確に閉まるのを感じれるようになったら
「ア」音「エ」音を同じ声帯の位置、同じ支えで歌います。

…と言うように必ず段階を踏んで下さい。
そうすれば、きっと色々な事が見えるはず…だ。

皆さん、頑張って繰り返し練習しましょう。
私はどうも風邪をひいたようで、筋肉が重いです。
甘酒飲んでポカポカしたので、明日はビタミンCをガッツリ取って
早々に完治させたいと思います。
声には影響が出なくなって来たので大丈夫とは思いますが
こんな気候ですので、咽喉の周辺の筋肉だけは冷やさないように
お気をつけて下さいね。



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