大阪出身の元国会議員のお笑いタレントさんの事ではありませんw

今日はとある場所で歌って参りました。
今日の歌は自分で言うのも何ですが
今年の中で1番良かったように思います。
今年になってからずっとルサルカを歌っております。
思えばこのドヴォルザークのアリアとのお付き合いは
学生の頃からなので、かれこれン十年になりますw

何かある度に楽譜を引っ張り出して来て勉強をし
その後またしばらく寝かせておき、また何かあったら出して来て…
そんな事を何度も何度も繰り返して来ました。
そのような曲がストックとして何十曲もあります。

その時、その年齢に合わせて勉強しなおす事で
曲に対する考察や表現方法、声についてなどど
毎回考え勉強する事で楽曲に深みが出て来ます。

さて、若い生徒さんたちには発表会などを目標に
どんどん新しい曲をやって貰いながら
同時に歌い込んで行く曲目を作って貰っています。
それは難しい曲目でなくても構いません。
どれほど歌い込んだ曲目があるか、なのです。

椿姫やルチアのような大きな曲を
それなりの場で発表するためには
小さな曲から何度も何度も歌い込んで
下地を作っていなければなりません。
何ヶ月後にコンサートがあるのでチャレンジしてみよう!
では絶対に不可能です。

またそのためには少なくとも先生の下で
きちんと定期的にレッスンを受けなければいけません。
自分の声は自分で直接聞く事ができませんので
筋肉の感覚で覚えていくしかありませんが
筋肉の感覚というものは、時間が経てば忘れてしまうものだからです。
忘れてしまわないうちに身体に叩き込んでいかなければなりません。

…などと伴奏者の方と喋っておったのですが
声楽もピアノも同じなのですね。

とにかく、まずはレッスンに行くという事が大事なのです。
そんな訳で私は今月も多忙な師匠を拝み倒してでも
レッスンに通う事で、明日も歌う力を蓄えようと思います。

しかし一旦閑話休題で、明日はウィーン版エリザベートの大阪千秋楽を
観に行って来ます。
主演のマヤ・ハクフォートさんのシシィが神懸かり的に今回良いそうなので
とにかく楽しみです。
マテ・カマラスさんのトートも日本版とどう違うのか
そんな所も楽しみに観て来ようと思います。
そして来週は…エディタ・グルベローヴァのアンナ・ボレーナです!
その後にレントとフランス版ロミオとジュリエットも控えているので
とことん頭と身体と心をリフレッシュして
吸収して来れるものは吸収して来ようと思います。
新たな歌を歌えるように、明日も良い身体と良い心で。


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