お教室のレッスンでは日々色々な方が来ていらっしゃいます。
その中で同じようにレッスンしたりワークショップやお稽古をしていても
目に見えて上手くなる生徒さん、伸び悩む生徒さんがいます。
何が一体違うのか…

全ての事に感謝すると言う事を知っているか…だと思います。

何をして貰っても感謝の言葉が出ない。
誉められないと不貞腐れる。
お返事が出ない。
お金にルーズである事。

この条件に当て嵌る人は絶対に上手くなりません。
元々恵まれた資質を持っていても、
その生まれ持った資質だけでやって行く事はできません。

私の知っている真のプロは常に感謝の心を忘れる事がありません。
どんな時にも謙虚で腰の低い方ばかりです。
芸術家が必ずしも人格者である必要はありませんが
人格者になろうとする姿勢は必要です。
音楽だけで食べて行ける国ではありませんので
他の職業につきながら音楽をしている人が殆どだと思いますが
子供を教える職業に就いているのならなおさらです。
未来ある子供を指導する人間が他人に感謝する心を持たないとしたら…
挨拶や返事のできない人間だとしたら…
何を指導しようというんでしょうか?
これは芸術以前の話です。
日本に芸術がなかなか根付かないのはこの辺りに問題があると思います。

芸の世界は礼節ありきです。
これはバレエや日本舞踊のお稽古をしている人なら当たり前です。
お稽古の始まりと終わりが先生に対する感謝である事も。
少しくらい他人より高い声や大きな声が出たとしても
礼節をわきまえない場合はいずれ消えて行くものです。

礼節をわきまえない、感謝の心を持てない人とは
お付き合いして行く事は不可能だと思います。
とりあえず、もう限界…



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