声にいい事何かやってますか?
声のためにやらない事って何でしょう?

これ、日常的によく聞かれる言葉なんですけれど
…何もしてないです。

正確に言うと、声のためだけに何かはやっていませんし
やってはいけない事もありません。
そして自分の身体のために良い事はどんどんするし
悪い事は極力しません。

身体のために良い事…今はクラシックバレエとヨガです。
そして身体が欲しがるものを食べる事、
脳が欲しがるものは極力与えない。

なぜバレエなのか?…と言われると簡単です。
当時よく一緒に仕事をさせて頂いた演出家に言われたからです。
舞踊は役者にとって必要な訓練の一つである。
役者がやる事をなぜオペラ歌手とやらはしないのか?
オペラ歌手とは歌役者なのだから、舞踊の一つもできないのはおかしい。
…ごもっともなので、始めさせて頂きまーす!

そんなわけで基礎の身体の動かし方のクラスから始めたのですが
やってみると実に興味深い事でした。
歌で必要だとされてレッスンで言われ続けている筋肉郡を
バレエではピンポイントで意識して動かしている!!
しかも声帯周辺や横隔膜に対する意識、とりわけ「支え」に関して
重心の取り方など、全てが私の身体の中でドンピシャでした。
おまけに副産物として舞台上での美しい立ち姿や身のこなし
演技にまでダイレクトに影響が出るわけです。
基礎クラスから次のクラスまで受講し始めて、さらにそれを確信!
声帯が疲れにくくなってる!!
声に安定性が出始める…etc...
ポワントを履くようになってから、声帯の締め方と横隔膜の話まで
バレエの先生とお話しても、色々と一致する事が!!

結局「クラシック」と名のつく西洋舞台芸術の根本が同じと言う結論です。
声で歌うのではなく、身体を通る息によって鳴る声と言うものを
自分の動かしたい方向にコントロールする
ダンサーが足を捌くように、歌い手は声帯を捌くようなもの。
そんな結論に体感としてなりました。
(あくまでも使用者個人の感想ですw)
↑これ、CMなどにはお約束フレーズですねw

そんなわけで、良きダンサーには今からなる事はできませんが
ダンスを通じて、良き歌い手、良き指導者になるための
これからの道筋をつけて貰ったように思います。

…宝塚受験対策にもなってます♪

何であれ、まずは身体を動かす習慣をつけてみて下さい。
声のためにならない事など何一つありませんので。



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