今日は夕方から大阪でアリアを歌って来ました。
本番と言うものはピークをどこに設定するのか
それを身体に教えてやるのはなかなか大変です。
オペラ公演ともなれば、何日も前から稽古の時間を使って本番の日に向けて
少しずつピークに向けて身体と声とメンタルのテンションを上げて
最高の所に持って行きやすいわけです。
本番の日も朝から少しずつアップして終演に向かって行く事ができます。
ところが一発勝負のコンサートやコンクール、オーディションでは
そのようなわけには行きません。
どの日のどの時間に声と身体とメンタルのピークが来るのか
急激にではなく、ゆっくりと確実にかつ疲れないように
色々な物事を考えながら持って行かないといけません。
変に疲れさせてしまうと声帯が緩んでしまうし
変に時間が余ってしまってお昼寝なんぞしてしまうと
放っておけば筋肉に適度な緊張を与えられず
だらけたような声になってしまいます。
ピッチの問題や音楽性の問題にも影響してしまいます。

そんなわけで、夜遅くからの本番って…やっぱり嫌だわ~~!!!
筋肉が変に捻れてしまって今夜は腰痛と肉離れに苦しんでいます。
イテテテテ…


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