Singe,um zu renden!
話すように歌いなさい

この夏の講習でドイツ人の先生に繰り返し言われた事です。

私たち歌い手の使命とは言葉を音楽に乗せて伝える事です。
言葉を歌い上げる事ではありません。
つまり歌う時にも歌詞を朗読する時と寸分も違えてはいけないのです。
何も、です。

そしてもう一つ大切なこと。
「リズム」を自らの身体で生むという事です。
楽譜に書かれている音符を額面通りに縦線を刻む事ではありません。
そんなものはソルフェージュの時間までに終わらせなければいけません。
音楽にとって大切なものは拍子とリズム、そして旋律…それから調和(harmony)です。
それらが融合した時に音楽が生まれます。

そしてリズムです。
小中学校で習ったような指揮の形ではなく
一度ビートに身を任せてみて下さい。
音楽の波に身体を委ねて漂うようにしてみて下さい。
何とも言えない心地よさがあると思います。
その漂うようなリズムのまま歌ってみて下さい。
自然な息による自然なメロディーが身体から生まれては来ませんか?
強拍に乗ってリズムを作ってみて下さい。
この心地よさを知ると病みつきです。

何だか妙な翻訳ソフトみたいな文章になってしまいましたがw
音楽とはそして歌はとびきりの愉悦です。
身体の中を通っていかなければ愉悦でも何でもありません。
「身体の中を通る」この意味は何でしょう?
これもキーワードなのですが、答えはまた次回に( ´∀`)/~~

…何だか謎かけみたいになりましたw



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