日々声楽とピアノのレッスンをしていますが
惰性のレッスンになりそうな時があります。
そんな時にハッとさせられるレッスンがあります。
その一つが宝塚音楽学校の受験生のレッスンです。
声楽は初心者という事で来られるのですが
どの生徒さんも少しでも上手になろうという気迫が感じられ
こちらが常に追われる立場になり熱が入ります。
目的意識がハッキリしているので、とてもやりやすいレッスンです。
3月末の試験と言うリミットがあるのでどんどん追い詰められますが
ゴールに向かってどんどん生徒さんが上達して行くのを感じると
やったー!って気持ちになりますね。

レッスンの中で注意する一言一言に食いついて来られる手応えを感じると
よーし先生頑張っちゃうぞー!!な気分になりますねw
発声の理論を交えつつ、声が自分の身体から抜け出て行く
その感覚を感じて貰った時に生徒さんの顔がパッと変わった時
何とも言えない喜びを感じます。
先生冥利につきるってやつですかね?

そんな顔をレッスンで見たりすると
自分の勉強にも熱が入ります。
どんな小さな舞台でもコンスタントに立ち続けて
成長して行かないといけないな、と思いますね。

そんな訳で来月17日は大阪中之島中央公会堂でコンサートです。
コンサート詳細


他の出演者も素晴らしい歌を歌う方ばかりですし
私の師匠である島村武男先生の歌も素晴らしいです。
お時間があればぜひ、本物の世界レヴェルの声を聴きにお越し下さい。
私はドヴォルザークの「ルサルカ」から月に寄せる歌と
ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」から 私の生まれたあのお城
を歌います。
どちらも大変な曲目なのですが、愛すべき歌なので良い演奏になるように
日々勉強しています。
お聴き頂ければ嬉しいです。



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