「人間の声そのものに
すでにヴィヴラートがあります。
美しく聴こえる限りではそうです。
それこそ声の天性です。
だから、管楽器奏者だけでなく弦楽器奏者も
いや、クラヴィア奏者でさえ
それを模倣するのです。
でも、その限度を越えると
たちまち美しくなくなります。
それが自然に反するからです。」
W.A.Mozart


中々に深い言葉なのですが
しかも言葉の主が声楽家ではなく
作曲家であるモーツァルト先生です。
作曲家と言う人種は
あらゆる楽器を知り尽くしていないと
できないとよく言われますが
それをよく現した言葉ではないでしょうか?

声のヴィヴラートについてと息の流れについて
また後日詳しく書きたいと思いますが
やはりどこまでも大切な事は
「自然である事」ですね。

そして少し留意したい事は
声楽と管楽器、弦楽器、クラヴィアとの関係です。
共通する奏法があるのです、
さて、その奏法とは?
少し視点を変えて考える事をしてみると面白いですよ。
管楽器、弦楽器、クラヴィア奏者が声楽家を参考にするように
今度は逆に声楽家が管楽器、弦楽器、クラヴィアの
奏法を参考にしてみてはいかがでしょうか?



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