「芸術においては、熱意なしに傑作が生み出されることはない」
Nichts richtiges kann in Kunst ohne Begeisterung geschafft werden
R.Schumann



天候が全く安定しない日々ですが、体調を崩されてはいませんか?

こんな時こそ自分の身体と向き合ってみましょう。

「歌う」事を学ぼうとされる方が望まれることは
「楽に声を出して歌う」事ではないでしょうか?
でも「口を開けて声を出せば歌える」とは思っていませんよね。

考えて頂きたい事ですが「声は出るもの」であって
「出すもの」ではありません。

ではどのようにすれば「声が出る」ようになるのでしょう?

私たちの身体は楽器です。
困った事に「心」というものがこの楽器には付属していますが…
このために「楽器」を演奏するために客観的に楽器を見る
この観点が失われているように思います。

「楽器」としての演奏法を自らの身体に置き換えてみましょう。

「楽器」の音色は「楽器」の形状によって違います。
ヴァイオリンの形からヴァイオリンの音色は作られています。
われわれの身体における「楽器の形状」とは…「骨格」です。
イタリア人の骨格で歌えばイタリア人の音色になります。
日本人の骨格でイタリア人の音色を出そうと思ってはいけません。
骨格としてあるべき姿で演奏すれば
日本人としての美しい音色がそこに生まれるのです。

そして「骨格」とは「姿勢」です。
「姿勢」を司る一つ目の要素が「骨盤」です。
「骨盤」が床に対して水平になるよう保つ事がその一歩目です。
そして身体の軸が要になります。
呼吸の流れがその次に重要なポイントです。


と言う事で、8月のワークショップはこの一歩目から開始します。
声作り講座
8月11日(土)17:00~21:00 
8月12日(日)17:00~21:00
8月18日(土)17:00~21:00

いずれも 奈良市 音声館 プレイルームです。
http://ameblo.jp/rosenkavalier-octavian/entry-11304983308.html



この声作り講座は生徒さん以外のどなたでも参加できますので
声に悩みのある方等いらっしゃいましたらお気軽にご連絡下さい。(見学可)
http://www.formzu.net/formgen.cgi?ID=b7883221

「骨盤」を水平に保つために
全ての関節をアジャストする事を実践します。
柔軟必須ですよ~



ちなみに、私が姿勢が美しくて眺めていてウットリするのは
イチロー選手、熊川哲也さん、吉田都さんです。
1回でいいから歌に挑戦して欲し~い♪


…しかし文字だけで発声を語るのはほんまに難しい(;´∀`)
詳しい事を知りたい方は、ワークショップかレッスンにお越し下さい。
実にアホ?みたいな方法で声って出るんですけどねw
(あくまでも、私個人の感想ですw)