年金も受給の歳になってまして、と言っても まだ働いてますので、年金受給しながら厚生年金に加入中(納付中)でもあります。今日はその年金のお話ですけど・・
アメリカ年金受給のお話です。年金は社会保障税と呼ばれていて、保険料率は12.4%で、勤務の場合は会社と社員が折半するので6.2%のようです。自営業の場合は全額被保険者が負担します。国民年金や厚生年金など区別はないようですけど? 日本と同じような公的年金制度です。
Y社でアメリカに駐在していたことを、このブログでも言及したことありますけど・・アメリカ現法で働いてましたので、アメリカでも納税していました。 と同時に 日本での年金保険料とアメリカ年金保険料もそれぞれ、ダブルで納付する制度となっていました。
2005年に成立した日米社会保障協定により、アメリカの年金の納付期間が1年半以上あり、日本の年金納付期間が10年以上あれば、アメリカ年金の請求ができるようになってました。
その当時、途中退社したY社から、マークさんはアメリカ年金の請求資格があるので、請求年齢に達したら請求できますよ。とのお手紙が、資料や書籍と共に届いておりました。 途中で退職したにも関わらず連絡いただいて、ホント嬉しかったです。
それから18年(笑) 今年 その請求年齢に達したので! 今年4月中旬に近くの年金事務所経由で請求しています。
←日本語訳では社会保障番号です。写真のない日本のマイナンバーカードみたいなもの?
年金事務所窓口へは年金手帳、年金証書、戸籍謄本、当時アメリカで発行されたソーシャルセキュリティナンバー(カード)のコピーをもって、事前に年金機構のHPからダウンロードした以下の申出書に記載した上で申請しています。年金事務所では記載の確認が主ですから15分程度で完了しています。
6月初めに、東京のアメリカ大使館から届けていたスマホに電話が入っています。日本人の大使館職員からインタビューを受ける形ですが、本人確認を兼ねているようで、結婚届は何県で出しましたか?ワイフの旧姓は?アメリカでの滞在期間など聞かれています。その後 アメリカ年金振込銀行口座情報をメールで連絡確認してもらっています。
その後・・大使館から確認のレターをもらっています。
そして7月20日にアメリカから(SOCIAL SECURITY ADMINISTRATION)から、ドルベースでの月額振り込み金額など アメリカ年金確定の連絡が入っています。 ドルで受け取りたかったけど、日本円での振り込みしかないようです。
4月に申請してから3か月程で完了しています。
ありがたいことに、5年ほどの勤務期間ですから、額は別にしてもアメリカで支払った社会保障税が無駄にならず、年金を受給することができて、Y社への感謝と共に、幸運なアメリカ駐在だったと!と思っています。
昔 アメリカで働かれた方、ご自身の受給可否に関して、調べる価値はあると思います。
【追記1】
2023.12月に以下のレターがアメリカ SSA(Social Security Administration,社会保障局)から到着しています。
来年の年金増加率のお知らせでした。 ありがたいことに 2024年は3.2%増加するようです!
【追記2】
2024年6月 SSA(Social Security Administration,社会保障局)から 日本の年金制度の年1回の現況届と同じような確認書を返送する旨レターが来ました。
ご丁寧に 日本語での簡易な説明文も付属していました。
6個の質問に変更ない旨チェック入れて、スマホの電話番号入れて、同封の封筒を郵便局からエアーメイルしています。