第3話も見ていてとても心地よい、まったりとなごむひととき。

でも、ドラマのストーリーの方は、あんまり頭に入ってこない(笑)。

ひたすら穂香が可愛く、演じる波瑠さんのお芝居とビジュアルを堪能するためのドラマって感じになってる。

 

今回の展開、山本知博(高杉真宙)の長兄・正海(竹財輝之助)が穂香との同居に反対して、穂香を試すっていうのも、何だかぎこちない無理矢理感があって、いや、だって穂香が家事出来ないのはもともと分かってるのに、何故手作りスイーツ?、意地悪にしたって、あまりに単純。で、結局は、穂香と知博の「プレゼン」を聞いて同居を許す、って、いや、あのくらいのことで納得するなら、最初から反対する意味もないんじゃない。

いーや、そんなことはどうでもいいんだ!(笑)。

 

シフォンケーキ作りの特訓で穂香と花妻(前田拳太郎)のやり取りはほのぼのするし、「こんなものかって思われるのも大事だよ」って言う穂香の優しい台詞には、心がじんわり暖かくなるし。

シフォンケーキが4台も失敗してるのには思わず吹き出して、好きな人がいるなら同居を解消してもいい、という知博とのちぐはぐな気持ちのすれ違いシーンも、可笑しくて、でも、ちょっと切なくて。

何より、波瑠さんのエプロン姿のスレンダーなビジュアルがとてつもなく可憐でもう最高。

そして、最後の手つなぎシーン、背景が合成だってことにも気づかないくらい(笑)、波瑠さんの驚きと困惑と微かなときめきの表情に思わず感情移入して引き込まれ、じっと見とれてしまう。

 

ん、こういうのでいいんだよ。

ストーリーの安直さやリアリティーの無さと関わりなく、速見穂香ってキャラクターの魅力は、それだけで十分伝わってくるし。

波瑠さんのお芝居さえ観ていられたら、それですべてOK。