このブログを書くのはずいぶん久しぶり。

波瑠さん関係の記事もかなり久しぶり。

 

「魔法のリノベ」以来、出演作品のインターバルがあいて、波瑠さんの新作のニュースはあったんだけど、いや、それは嬉しいはずなんだけど、でも、何故か、何だかちょっと気乗りがしなくて・・・(苦笑)。

 

まず、来月からスタートするフジテレビ水曜10時の連ドラ「わたしのお嫁くん」。

って、この発表のとき、ドラマの概要を見て、確かに、波瑠さんのラブコメならはずれはないはず、が、設定があまりに凡庸、安直、どっかで見たことあるような、「わたしの家政婦〇〇〇さん」とか、男女が無理矢理同居とか、掃いて捨てるほどある類のドラマ、「逃げ〇〇」とか(笑)。

で、気になって、さっそく原作を1巻、2巻と読んでみたんだけど・・・。

つ、つ、つまらないっ!!

率直に言って、これまで波瑠さんが主演したドラマの原作の中でも最高につまらない。寸分たりとも胸きゅんしない(笑)し、微動だに、くすりとも笑えない(笑?・・・え?)

設定もストーリーもプロットも軽すぎるし、薄すぎる。

何より、主人公の速水(速見)穂香にキャラクターとしての魅力が皆無。で、当然ながら相手役の「お嫁くん」山本知博もまったく平板で深みのないキャラクター。

えー、ほんとに、これを波瑠さんの主演でやるの???

 

ってことで、かなり落胆してるんだけど。

ええい、この際、そんなことは言っていられない。

とにかく、ドラマやるからには、しっかり見るし、波瑠さんがどんなお芝居を見せてくれるのか、いや、正直、今回ばかりは、期待より不安が大きいのだけど、でも、波瑠さんへの信頼は揺らがないので、楽しみにする!(って、もう、これは気合しかないね(笑))

この軽薄で、フラットで奥行のないキャラクターを波瑠さんがどう演じてくれるのか、リアリティーのまったく感じられない設定やプロットをどうやって実感のこもった描写にしてくれるのか、不可能を可能にするマジックが見られるのか(笑)、そこがひたすら見どころ。

共演者については、言っちゃ悪いけど、相手役(高杉真宙)含め全体的に地味でぱっとしない印象だけど、赤嶺麗奈という、ちょっと面白いキャラを演じる仁村紗和、この人と波瑠さんとの絡みだけは結構楽しみ。

ま、始まる前から愚痴っていても仕方ない。

頑張って観よう!(笑)

 

がっかり(笑)のもう一つの新作は、二宮和也が主演で相手役(ヒロイン)を波瑠さんが演じる映画、ビートたけしの同名小説が原作の「アナログ」。

いやあ、これは、「わたしのお嫁くん」以上に、失望感が大きい。

原作小説の内容はまったく知らない(まったく興味がない)のだけど、読まなくてもたいてい予想がつく。どうせ、男の醜悪なエゴを前面に出した、理想化された恋愛妄想、自己陶酔ダンディズム、独善とプライド、あるいは、それに加えて、ホモ・ソーシャルな男同士の絆とか友情とか、そんな感じの作品だろう(笑)。

前にもブログに書いたけど、波瑠さんはこれまで主人公が男性でそういう類の作品のヒロインを演じてきたことがほとんどなかった。

この作品では、おそらく波瑠さんのお芝居の魅力はまったく生きない。

これだったら、「未来への10カウント」のカメオ出演の方がまだましだった。

でも、これ以上、文句は言うまい。

これも、公開されたら、もちろん見ますよ、もう、やけだ(笑)。

もしかしたら、予想以上に波瑠さんのお芝居の魅力が味わえるかもしれないし、少なくともビジュアルだけでも・・・。

 

てなことで、今回は、波瑠さん関係の記事なのに、珍しくネガティブになってしまったけど、ま、たまにはこういうこともあるさ。

波瑠さんのお芝居は、今までも、これからだって、ずっと楽しみに観ていくんだし。