2018年の大河ドラマの主人公は、やはり西郷隆盛になるとのこと。

主演は堤真一という報道が一時あったが、どうやら白紙のようだ。

 

ん、大隈重信じゃなかったな。でも、ま、考えてみれば、西郷隆盛の方がストーリーも波瀾万丈だし、キャラクターとしての魅力もありそうだから、ドラマとしてはこれでいいのかも。原作はともかく、脚本が中園ミホなら、きちんとしたドラマにはなりそうだし。

 

しかし、どうなのかな。期待してもいいのだろうか。

キャスティングしだいでもあるのだろうけど。

なんか昨今の大河ドラマとか見てると、ただ史実をなぞってるだけ、キャラクターはみんなテンプレの一本調子で人間的魅力に乏しく、内容の薄いドラマばかりだし。まるで歴史バラエティー番組の再現ドラマとか、戦国武将キャラゲーを見てるみたい。一部の歴史オタクは大喜びなんだろうけどね。

昔の大河はよかった、とか年寄りじみたことを言うつもりはないけど、せっかく時間と予算(=豪華なキャストとセット)をかけてスケールの大きな歴史ドラマを作るんだから、マニア受け狙いじゃなく、もっとそれなりの意義のある作品であってほしい。

 

歴史ドラマって、偉大な、あるいは存在感のある主人公、あるいはそういう人物の群像がいて、抗いがたい壮大な時代の流れ、逃れられない運命との葛藤、格闘を描くものであってほしい。史実をおいかけることよりも人間ドラマ、人間性の深い探求が中心。根っこにあるのは、やはり無常観や人生の不条理。そうすると、例えば、平家物語でも忠臣蔵でも、ハムレットでもリア王でもいいんだけど、たいていは悲劇になるんじゃないか。

でも、本来は悲劇になるところさえ、きちんと悲劇になってないドラマが多くて残念。

そういう意味では、「西郷どん」には少しは期待ができるかもしれない。

 

だけど、これで再来年の大河で、波瑠さんの出演はなさそう、っていうか、ない方がいい。

西郷の妻役とか、ま、昔の大河では、田中裕子とかがやってたから、役不足ってことはないんだろうけど、なんだかちょっと芝居が地味になりがちで、見せ場も少なそう。

もし仮に、波瑠さんが出演するとして、天璋院(篤姫)の役だったら、まだ許せる。時代劇なら、気品と華と強い意志のある役じゃないと波瑠さんにやってもらう意味がない。

 

それより、やっぱりいつか茶々(淀殿)でヒロインをやってほしいんだよなあ。相手役の大野治長を林遣都で、しかも悲恋のドラマで。(我ながらしつこいね(笑))

まあ、また、もし仮に、波瑠さんが2018年の大河ドラマに出演したとしても、例えば、以前、仲間由紀恵が「武蔵」に出演して、その3年後に「功名が辻」でヒロインという例もあるから、2019年はだめでも2021年(波瑠さんが30歳になる年)はあるかもしれないし・・・。

 

って、いかんいかん、なんだかまた妄想モードに入ってきちゃったな(笑)

いつも脱線、失礼。