波瑠さんの魅力を語るとき、ごく当然のことだけど、女優・モデルとして、容姿・ビジュアルの話を抜きにすることはできない。

もちろん、容姿・ビジュアルは、単純に個人的・主観的な好き嫌いに左右される。

そういう意味で、波瑠さんは、初めて見たときからその姿に釘付けになるほど、まさに自分の好みにぴったり。見た目だけに限っても、波瑠さん以上の女性は、これまでも現れなかったし、これからもきっと現れないだろう。

なんと言っても最もインパクトのあるのは、大きくて形のよい美しい目。太くはっきりとした、意思を感じさせる眉。つんと筋の通った形のよいアップノーズ。弓のように柔らかな弧を描く唇。ふんわりと丸みを帯びて、頬から顎へすうっと滑らかな顔のラインと白い肌の美しさ。チャームポイントの右あごのほくろ。バランスよく整った頭の形とさらさらと艶やかな黒髪。

すらりとしたスレンダーなスタイルとちょうどよい背の高さもまた理想的。

 

しかし、波瑠さんの単に見た目の顔かたちやスタイルだけが魅力というわけじゃない。

 

魅力の中心となっているのは、表情の素晴らしさ。

それは、顔つきや声やしゃべり方やしぐさ、姿勢、動き方、すべてをひっくるめての魅力。

特に、喜怒哀楽いずれの感情のときも常に「心」の揺らぎを訴えてかけてくる、生き生きとした目の輝きには、いつまでもずっと見ていたい衝動にかられる。

そして、思わず心をくすぐられる笑顔の可愛らしさ、愛嬌とユーモアのあるお茶目な一面、また、観ているだけで一緒に涙ぐんでしまう、儚い泣き顔の切なさ。泣きのお芝居をさせたら、今の女優の中でも波瑠さんの右に出る者はいないんじゃないか、とさえ思う。

 

透明感という言葉でよく形容されるけれど、肌が綺麗とか、清潔感があるとか、それだけじゃなく、佇まいの落ち着きや品格のようなものが、波瑠さんの魅力を引き立てている。

 

また、特に髪型やメイクで多彩に変化する表情の豊かさにも、いつも驚かされる。

セブンティーン時代のロングの髪型、2012年以降のショートになってからも髪型のバリエーションでイメージが様々に変わる。髪の長さもそうだけど、額を出すか出さないかでも表情が違うし、「おそろし」や「あさが来た」の日本髪もまたすごくよく似合って、時代劇ヒロインとしても抜群のルックス。

 

そして、いつも思うのだけど、波瑠さんは、静止画よりも動画がよいということ。やはり、お芝居をしているときの波瑠さんの容姿・ビジュアルは最高。そういう意味では、静止画・写真も、お芝居のスクリーンショットが一番いい、と思う。他方で、モデルやCMのときの写真もいい。これって、きっとシチュエーションを想定しながら、何か役を演じるイメージで撮影しているんだと思う。

そして、あるときは、貴婦人や女神のように美しく、また、あるときは、天使や妖精のように可愛らしい。

 

この美しさと可愛さのバランスというのも、結構重要なことだと思う。

普通の女優やモデルは、どちらかにバランスが傾いている人が多い。ところが、波瑠さんの場合は、美しさと可愛さのバランスが50:50をベースに、役柄やシチュエーションに応じて柔軟に可変なんだ。

これってすごく希有なことだと思う。

 

まあ、以上のようなことをあれこれ思いつくままに書いていると、次から次に言葉があふれてきてきりがない(笑)

要は、確かに、美人というだけ、可愛いというだけなら、容姿・ビジュアルに魅力がある人はたくさんいるけど、波瑠さんのように、表情や動きや醸し出す雰囲気の魅力、多彩な変化や美しさと可愛さのバランスを兼ね備えた人は、自分は他にまったく知らない。

 

ま、でも、結局すべては、自分の単なる主観にすぎないのかもしれないけどね(笑)