ON第7話の視聴率は、7.4%だったとのこと。リオ五輪中継中だった第6話の6.4%からはやや上昇したが、裏のティファニードラマが9.7%とのことでちょっと残念。

いろいろと原因はあるのだろうが、このドラマの内容がよくないとは思わない。

 

そもそも視聴率にどんな意味があるのか?

確かに「あさが来た」の高視聴率には納得だったし、波瑠さんの主演ドラマが好評ですごく嬉しかった。一方で、「とと姉ちゃん」の高視聴率はまったく不可解としか言いようがない。

前者の視聴率は正しくて、後者の視聴率は間違い、などということを言うつもりはない。

ドラマを見る理由は人それぞれ。内容がよくて観ているのかもしれないし、時間つぶしのながら見かもしれないし、話題性で見ているだけの人もいれば、時間のあるときにじっくり観たくてリアルタイムではなく録画している人もいるだろう。

 

結局のところは、自分が良いと思えばそれで良いだけの話。他の人がどう思おうが、どれだけの人が見ていようが全然関係ない。自分の好きな役者やドラマが世間から褒められれば気分は良いが、それは所詮二次的で瑣末なものでしかない。

 

ただ、波瑠さん主演のドラマの視聴率がよくないと、気になるのは次のふたつの点。

第一に、主演と言うことで責任やプレッシャーを感じて、悩んだり苦しんだりしないか。

第二に、視聴率がとれない、ということで大きな仕事がこなくなったりしないか。

 

でも、ま、よく考えれば、どちらも杞憂なんだろうと思う。

波瑠さんは、試練や逆風を糧にして成長できる人だと信じてる。これくらいのことで(とは言っても悲観するほど低い視聴率でもないけど)へこたれる人じゃないし、きっとさらなるチャレンジに燃えるはず。むしろ、これからがますます楽しみ。

今後大きな仕事が来るかどうかは、お芝居の中身次第。そういう意味では、藤堂比奈子のお芝居は非常に素晴らしく、誰にも恥じることはない。波瑠さんのこのお芝居は、次の大きな仕事のオファーに必ずつながるだろう。

むしろ、へんに視聴率がとれる女優ということで、万人受け狙いのポピュラーだけど軽くて中身の薄っぺらな役のオファーが殺到しなくてよいかもしれない。

 

ま、要は視聴率関係なく、このドラマを最後までしっかり楽しみたい。それだけ。