ふと見上げれば天高く秋の空。

地面には、力尽きたセミ。

夏がそろそろ旅立つ気配です。


お盆が過ぎる前に、とにもかくにもお墓参り。


思えば夏は、親の墓参りの後に

きょうだい家族全員が集まって、

賑やかに

飲み会をするのがコロナ前の恒例でしたが、

第7波の到来で今年も中止。

3年も経つと、

孫子たちは成長し状況は一変して、

全てがもはや昔に遠のいていきますから、

復活したとしても続きではありませんね。

高齢者たちは確実に3歳年を重ね、

外に出たり、人と会ったりするのがもう面倒、

やめようか、なんてことになっても、

ちっとも不思議ではありません。

いつ誰が言い出すか?と内心ドキドキ。

さてどうしたものか。


と、不安に思っても仕方ないので、

今回は上野鈴本演芸場へ。


入場制限はないのですが、

まるであるかのようなゆったり席。

前も後ろも空いています。

舞台間近でしばし笑わせていただきました。

笑いはいつも心の友。


いつもと言えば、この時期、

都会とはいえ上野界隈、

いつもどおりの満開の百日紅が嬉しいです。


下谷神社はミストのサービス。

寄席発祥の地だそうですよ。

粋だねえ。

ワクチンと、健康診断と、畑仕事。

ご無沙汰しっぱなしの友人にメール。

銚子、成田と墓参り、ちょっとした手仕事で、

短い夏休みが終わります。

こなせることが以前の半分。

それでも十分。

できた分だけ良しとしましょう。


いくら名残惜しくても

季節は待ってくれないので、

セミと一緒にもう少しだけ夏を楽しみましょうか。



雲の向こうから、秋が控えめにご挨拶。



雲の姿に宇宙の力も感じます。


本日もおいでくださいまして、ありがとうございました。