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おっと白モクレンにそっくり。学名はMagnolia kobus



そう、これはこぶしの花です。



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ね、人がこぶしを握っている姿にそっくりでしょ。



でも、これは振り回されても決して痛くありません(笑)



街路樹が春一番に白く染まると、雪が咲いたように美しいものです。



なんでも昔はこの花が咲くと田植えを始めたとかで、農業とは深い関係が。



千昌夫の「北国の春」に、「こぶし咲くあの丘北国の・・・」なんて歌詞があったのはそのせい?単なるごろ合わせではなかったのですね。



高校のころ読んだ堀辰夫の「浄瑠璃寺の春」の最後のページに登場したかな。それがおそらくこの花との最初の出会いです。むか~し昔です。間違っていたらごめんなさい。



花言葉は「信頼」「友情」「友愛」



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ウィキペディアに面白いことが書いてありました。



アイヌ地方では「オマウクシニ」「オプケニ」と呼ばれる。アイヌの言葉で、「良い匂いを出す木」「放屁する木」という意味を持つ・・・のだそうです。



かぐわしい香りがあるというのに、言うに事欠いて「放屁する木」とはたまげたものです。



においってすぐ変化しますから、芳香と悪臭は背中合わせですね。



こぶしを見上げながら、端から端まで歩いてしまいました。



東京はサクラが満開だそうですね、



千葉はまだチラホラですが、とうとう本当に春が来たんですね。