大人になっていろんな街へ行くようになってつくづく感じているのが、行くことになった旅先には、いまの自分と少なからず「縁」があるということ。その不思議な引力のようなものを感じるたびに、自分なりに“旅のテーマ”をぼんやりと考えるようになって。
今回はひとり旅だったから、「ひとり作戦会議」をテーマに、ここまでの取り組みや出来るようになったこと、まだ苦手なことたちを棚卸して、ここから先のアイデアの種を見つけたい。
そんな時間にしたいと思って、それに合いそうなホテルをブッキングしたり、島にいるお友達や久々に会うおじぃとおばぁにも会いに行ったり。
今回は、ぼんやりとする時間も欲しかったから港がよく見えるホテルにしたら、まさに「だいたいこのぐらいの高さから景色を眺めつつ、読書ができたら最高だろうな」とイメージしていたままのお部屋でびっくり。
あとは、「ひとり作戦会議」をして自分なりの理想や改善点が見えてくると、それに応じた状況や人が思いがけないところから現れてくる。今回の旅も、そんなシンクロニシティの連続で。
あとは、機内でも読んでいた本から、たくさんのインスピレーションを受けて。自分自身はもちろんだけれど、これは多くの女性にとっての「光」になる言葉が詰まっていて。また改めて、ゆっくりとシェアしたいな。
(水星逆行中らしく？)ハプニング続きで、ゆっくり過ごせた……という感覚はあまりないけれど(笑)、そのハプニングがまた「今後、こういうことは手放していこう」という気づきにも繋がったりして。そんな想定外の出来事さえも、旅の醍醐味なのかなと思うようにしてる。
ひとりでも、だれかと一緒でも。「この場所に訪れることになった」のには、ひょっとしたら、なにかメッセージが隠れていたりするのかも。そんな“宝探し”が楽しくて、わたしは旅することがやっぱり好きみたい。