出先や旅先で、すこしでも時間ができると書店に立ち寄ることが多くて。そこでよく平積みされているのを見るのが、“美しい仕草や言葉づかい”をテーマにしたもの。

 

フェミニンな印象の装丁をした書籍が多いせいか、そういった類のトピックは、どこか女性らしさやいわゆる「女子力」を連想させるような気がしていて。けれど、キリッとした表情で男性とも対等に会話をし、キビキビと仕事をこなすマニッシュな女性だって、少なくともわたしには魅力的に映ります。

 

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ただ、自分自身も注意しなければいけないと常々思うのが、「(容姿や服装を含めた)相手に見えている自分の姿と“ありのままの自分”の姿は、異なった捉え方をされることが結構ある」ということ。

 

これは極端な例かもしれないけれど、花柄のフワッとしたワンピースを着た、いかにも可愛らしい女性が、男性以上に“男前”な言葉づかいをしていたら……ちょっとは驚いてしまうもの。

 

わたしも日ごろ、フェミニンなスタイルを楽しんだり、街中でお洒落なティータイムを楽しんだりするのが好き。そのせいか、(そのイメージを持ってくれている人からすると)バックパック1つとギョサンで島巡りをするわたしの姿は、時として相当“たくましく”映ってしまうことがあるようで(身軽でいいのにね)。

 

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もちろん、相手のことを身なりや容姿だけで「この人は〇〇な人だ」と判断してしまうのは、できる限り避けたいところ。けれど初対面であれば、その人の見た目や立ち居振る舞いから「この人はきっと、こんな感じの性格の人だろう」と、ある程度イメージしたうえでその人と距離を縮めようとするのが一般的。

 

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だとしたら、相手に思わぬ誤解を与えてしまわぬよう、まずは自分の身なりや立ち居振る舞いを観察して、その場に応じた服装や身のこなしを心がける。そして、相手との信頼関係がしっかりと築けてきたころに、すこしずつ別の一面を出していくようにする


そうすると相手は、そのギャップを「その人にしかない魅力」と、捉えてくれることがどうやら多いみたい。それは恋愛に限らず、どんな間柄であってもそう。

 

少なくとも、言葉遣いや所作が美しい人は魅力的に映るし、「この人は信頼できそう」と思えるもの。自分らしさは、小出しにしていくくらいがちょうどいいんじゃないかな、というのが自分なりの結論。

 

 

「はじめまして」という挨拶が多いこの時期だからこそ、身なりや言葉づかい、1つひとつの所作をブラッシュアップさせたいなと思うこのごろです(わたしも、“たくましい”と言われがちな部分は、少しずつ出すように気をつけなくちゃ)。

 

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