なんとなくムズムズしちゃって、しばらくのあいだリングはほとんどつけていなかったけれど、たまたま付き添いで入ったジュエリーショップで見つけたのが、この十字花モチーフのリング。
付き添い感をあれほど出していたはずなのに、このリングをはめた瞬間、「いまの自分にしっくりくる」という感覚をすごく覚えて。
まったく予想もしていなかった「運命の出会い」に迷いつつも、次の瞬間にはあっさり購入を決めていた。まるで、いつものようにスタバでラテをオーダーするときみたいに。
購入したあとにふと、webライターとして初めていただいたお給料を握りしめて「好きな場所で、好きな人たちと仕事をしたい」という願いを込めて、小さなダイヤの埋め込まれたピンキーリングを買ったことを思い出して。
ここ数年のあいだ、さまざまな試行錯誤をくり返しながら、自分にフィットする働きかたを模索してきた。そしていつか小さなダイヤモンドに込めた願いはいま、「わたしの日常」になっている。
自分自身でスケジュールや働く場所をコントロールできるのは、すごく性分に合っているし、「きょうはどこで仕事をしようかな?」と考えるひと時さえもすごく楽しい。ちなみにこの文章も、はじめて来た海辺のちいさな町で書いてる。
ただし、願いを叶えるということは、良いこと・悪いこと両方をすべて引き受ける必要がある。
自由が利くということにも、さまざまなストレスや責任が伴うし、周囲の理解やサポートが必要となることも多々ある。
加えて、とてつもない孤独や不安が押し寄せてくることもいっっっっっっっぱいある (「っ」の多さで察してもらえたら)。
けれど、この人生のヒロインは、いつだってこのわたし。
ストーリーの結末もじぶんで自由に選べるのだから、このダイヤモンドのように、とびきりロマンティックな「バラ色の人生」にしよう。
またひとつ増えた「お守り」に、あらたな願いをこめて。ここからさらに、とびきり美しい景色を見れますように。
Live with LOVE, Connie