“わたしたちがこうして生きている世界は、学校のような場所。”

 

いつかそんな話を聞いたとき、たしかにそうだなぁって妙に納得した日のことをよく覚えていて。

 

 

できれば多くの人と、できる限り長いあいだ良好な関係を築くことができればいいなと思うけれど、そううまくいかないのがこの世界。

 

お互いの感覚や価値観、これまでの経験の違いからすれ違うこともあるし、相手の言動や振る舞いにきもちを大きく揺さぶられることもある。

 

あとは、だれかとのコミュニケーションを通じて、自分自身の意外な部分や傾向を発見することも。

 

 

自分ではずっと女性性がつよい人間だと思っていたけれど、じつはビジネスシーンでは特に男性性がつよい「男前」なところがすごく前に出ていることがあるらしく

 

曲がったことが嫌いなまっすぐな性格も相まって、なかなかに鋭い正論を突きつけてしまうところにハッとして、反省したことが過去にあって。

 

 

世の中にはいろんな価値観を持った人がいて、どうしたらより良好な関係を築くことができるのか悩んだり、人によっては「嫌いだな」「苦手かも」とうっかりジャッジしちゃったり。

 

もちろん、決して苦手なタイプの人を無理に好きになろうとする必要はないと思うし、無理していい人を演じつづけることもしなくていい。けれど、そんな人に出会ったときに「むずかしいなぁ」で終わらせるのではなくて、もう半歩だけでいいから踏みこんで考えてみる。

 

(この人を通じて)わたしが学ぶべきこと、自分自身に活かせることってなんだろう。
 
ほんの少しだけでも、そんなゆとりを持つことができたら、苦手意識を感じていた人の思いがけない魅力に気がついたり、関係そのものも変化していくはず。

 

そう考えてみると、すこしだけゆったりとした呼吸がしやすくなる。いろんな人がいるこの世界だからこそ、この考えかたはいつも頭の片隅に置いておきたいな。

 

Live with LOVE, Connie