12月の始まりとともに、東京へ戻ってきました。到着した日の夜はあまり感じなかったものの、翌朝の寒さにびっくり。部屋中にキャンドルを焚いて、視覚からも温かみを感じられるように必死です。

 

 

「沖縄へ1週間行っていた」という事実だけを話すと、華やかなバケーションをずっと楽しんでいたと思われがちだけれど、実際はまったくそんなことなくて。

 

 

小浜島のホテルから朝一でミーティングしたり、つぎの島へと向かうフェリーや飛行機の中でもイレギュラー対応でバタバタしたり。

 

あとは、ちょっとでも素敵だと思ったところへは積極的に声をかけてみることや、あれこれお話をうかがうことも。東京にいるときとほとんど変わらず……ううん、東京にいるときよりもずっと動いていた気がする。

 

 

旅行もたのしみながら働く」って、すごく魅力的に聞こえるし、わたしも学生のころはずっとそう思ってた。でも実際のところは、泥くさい部分や地味な部分がほとんど。加えて、旅先というイレギュラーな環境は、気持ちがどうしてもうわついてしまいがち。だから、いつも以上に集中力や忍耐力が必要になるところもあるのが現実で。

 

 

それに今回は、満月と重なったこともあってか、ふとした瞬間にものすごくエモーショナルにもなってしまって。あとは、たとえみんなが憧れる南の島も、決して楽園(パラダイス)ではないということも事実なんだという経験もした。

 

だから今回に関しては、楽しかったという感情以外にもたくさんの気持ちを味わってた(言うまでもなく、友達と過ごした時間はとてつとなく楽しかった!)。

 

でも、今回はそれですごくよかったと思ってる。キラキラとした部分だけではない、すごくリアルな部分も見れたから。

 

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こうしてさまざまな現実が見えてきたときにはじめて、ほんとうの意味で夢とか理想が叶いはじめた、といえるんだろうな。

 

たのしいとかうれしいだけじゃなくて、煩わしさとか面倒くさいところもぜんぶ引き受けるということ。そのまま進むのか、そこで身を引くのかはすべて自分次第。

 

キラキラと輝いていた理想のなかにある「現実」が見えはじめたとき、あなただったらどうします?