急に涼しくなったかと思ったら、また真夏のような暑さに逆戻りしたり。寒暖差の大きくなるこの時期は、どんなに健康な人でも気持ちが大きく揺さぶられやすくなるもの。
そうでなくても、仕事やプライベートでだれかとの間で意見が食い違ったり、思いがけないハプニングやミスが発覚して頭が真っ白になってしまったり。
つい苛立ちや焦りを覚えるような出来事に出くわした際、ふと気がつくと呼吸が浅くなっていた……なんてことがあるかもしれません。そんなときには一度、あなたの好きな香りとともに呼吸を整えてみましょう。
2ステップでできる
気持ちを“やわらかくする”呼吸法
STEP1
口を開け、ハーッと口から息を思いっきり吐く
ティッシュペーパーやコットンなどにメモリーオイル(もしくは精油など)を1,2滴垂らして香りを嗅ぎつつ、息をハーッと吐きます。このとき、できる限り短い時間で行うのがおすすめです。
息を吐ききったあと、お腹の底にたっぷりと酸素をためるイメージで息を吸い込んだら、ふたたび息をハーッと吐くようにします。
STEP2:
口をスーッと息を吐きつづける
STEP1の呼吸ですこし落ち着いてきたら、こんどは開いた口を閉じ、息を細くそして長く吐きつづける呼吸を行いましょう。このとき、「スーッ」という音をきちんと感じながら行うと、より気持ちが落ち着きやすくなります。
カウント数に決まりはありませんが、わたしは3秒で息を吸ったら8秒ほどかけて息を吐くようにすると、リラックスしやすいなと感じています。
この呼吸法を行う際、ご自身の好きな精油などの香りの力を借りてみるのもおすすめ。
とくに高ぶった気持ちを落ち着けやすくする香りとしては、パチュリやサンダルウッド などがあります。サンダルウッドは余計な不安や緊張感を和らげてくれ、パチュリは地に足をつけられるように働きかけてくれます。
ちなみにメモリーオイルであれば、Healing(ヒーリング)やEarth(アース)などにこれらの香りが入っています◎
お気に入りの香りを嗅ぎながら、ゆっくりと呼吸を整える。これを何度かくり返すうちに、すこしずつ気持ちも落ち着いてくるのが感じられるはず。
わたしたちの生きる世界では日々、大なり小なりさまざまなことが起こりつづけています。気持ちがなんとなく落ち着かないときや不安に押しつぶされそうなときにぜひ、メモリーオイルなどといっしょにこの呼吸法を思い出していただけるとうれしいです。