数年前に購入してから、移動中などに改めて読み直しているジャーナル(書き込み式のワークがついた日記のようなもの)。

 

 

ちょうど読んでいた章に書かれていたのが、"CREATING YOUR SANCTUARY(あなただけのサンクチュアリをつくろう)"でした。サンクチュアリとは、「安全に守られている場所、(教会などのような)聖域」のこと。

 

 

このジャーナルのなかでは、「(まるで山の頂上やビーチでぼーっと景色を眺めるように)1人静かにリラックスできるような環境をつくる。すると自分の気持ちの変化にも気がつきやすく、心穏やかに過ごせるようになる」と書かれていて。

 

 

わたしにとってのサンクチュアリ(聖域)は、どこなんだろう。今でこそ、もはや散歩しに行くくらいの感覚で沖縄にも通っているけれど、だからと言って毎日行けるわけでもないし……。

 

そんな中でまず浮かんだのは、メモリーオイルやアロマオイルなどの好きな香りと向き合うひととき

 

 
数十種類ものオイルの中から、そのときのテーマに合わせて香りをつくったり、ただなんとなく惹かれる香りを選んでみたり。好きな香りと触れ合う時間は、それまでの嫌な気持ちや疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれちゃう。

 

 
そしてもうひとつ浮かんだのが、ノートにことばを紡ぐひととき。
 

うれしかったことや楽しかったことはもちろん、ときには悔しかった出来事や悲しみ、戸惑いもすべてまるっと素直に文字にしてみる。

 

そしてわたし自身も、頭の中でグルグルしてしまうことを言語化することによって、自分の悩みや感情を俯瞰して見ることができるとくにだれかに話しづらいようなトピックほど素直に打ち明けられるし、ノートはそれをただ黙って受け止めてくれる。

 

書き出したからといって、すぐに解決するものばかりではないけれど、この作業に何度も励まされたり、ホッとしたりしただろう。このひとときを習慣として持つことができているのは、すごく幸福なことだなと日々感じながら。

 

 

(ノートって、絶対的な安心感で包んでくれる、どこまでもやさしい居場所だったんだ……)

 

わたしの中では《日常のルーティーンの一部》でしかなかったけれど、そのことにハッと気がついたとき、なんともいえないあたたかい気持ちがこみ上げてきました。

 

 

日ごろからノートに何かを書く習慣のない方からすると、この感覚ってなかなか伝わらないかもしれない。けれど、実際にやってみてると大きな安心感に包まれるのを実感する。

 

ノートは誰にとっても、どこまでもやさしくて安全な居場所になってくれるはず。

 

あなただけのサンクチュアリは、ありますか?

 

 

Live with LOVE, Connie