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m。。m
特別史跡平城宮跡
第一次大極殿高御座
(フォトACより)
平安宮という場所の警備は
どうなっていたのでしょうか
内裏の床下から呪物が
発見されたとかいう話も
読んだことありますが
(侵入して土を掘る事が
可能とは)
今回は即位の礼当日
大極殿(だいごくでん)に設置
された高御座(たかみくら)に
生首が置かれていたという
ショッキングな事件が
生首も怖いけど
生首に冷静に対処できる
道長も怖いよ
さすが堀川の大殿の直系子孫
部外者が大極殿に侵入できる
ものなのでしょうか
ましてや国家の重要儀式開催時
最も厳重な警備でしょうに
と疑問に思っていたのですが
正直な実資の日記『小右記』に
この事件
書いてあるそうですね
それなら本当なのかな
追記)『小右記』では
ありませんでした すみません
残念なことにもう
日記に書きなさいよ」は
名ゼリフでしたね
ドラマを観てるうちに
登場する人物の日記を読んで
みたいなーと思えてきます
どれがおもしろいかな
(生年が早い人から)
・右大将道綱母(財前直見さん)
『蜻蛉(かげろう)日記』
・藤原実資(ロバートさん)『小右記』
・藤原道長(柄本佑さん)『御堂関白記』
・藤原行成(渡辺大知さん)『権記』
・紫式部(吉高由里子さん) 『紫式部日記』
(紫式部の生年は諸説ありで、行成より
少し前に生まれた可能性もあり)
同じページで原文と訳文両方が読める本
出て来たら(待望)『和泉式部
日記』(作者別人説あり)も。。。
ドラマを視聴するとやっぱり
行成の人柄の良さ・賢さ・優しさが
際立っていて行成の日記を
読みたくなり少し読んで
びっくりしました
おじゃる丸の日常と真逆の
超多忙・お休みがあまり無い
毎日駆けずり回って働いてる
平安の上級国家公務員って
これほどに忙しかったの
有能で真面目な行成だから
特にそういうポジションに
いたのでしょうが。。。
行成は誰かさんみたいに
嘆いたりグチったりしないけど
本当にきつそう
お貴族様は午前中だけ出勤して
午後は社交や管弦・風流タイムかと
思ってましたが全然違うよー
しかも能書家だから今回みたいに
写本の作成を頼まれたりも
さて高御座の生首に戻ります
死体を見てしまったり
自邸で死者が出たり
死体が発見されたりすると
自分の身にも穢れが伝染すると
考えられていたようです
人間のお産や動物のお産も
穢れと考えられており
身近でこういう事があったら
所定の期間外に出ないで
謹慎しないといけない、という
しきたりがあったのです
このしきたり「触穢(しょくえ)」を
コロナ時のステイホーム等に
たとえて解説してるサイトが
わかりやすかったです
大極殿に死体の一部があったと
皆に知られてしまったら
その日大内裏にいた人全員が
ステイホームしなければ
ならなくなったのかな
あるいは
大内裏をロックダウンとか
少なくとも即位の礼はもう
できないですね延期しても
また同じ様なことをされて
犠牲者が増えるだけでしょう
「無かったこと」にするより
ほかに方法は無かったの
でしょうね
まだ7歳の子供を帝にするという
ムチャクチャに驚くばかりですが
(子供が走っちゃダメなんて)
藤原高子が入内した清和帝も
9歳で即位されていました
まだ1歳にもならない
うちに立太子させたのは
清和帝の母・明子(あきらけいこ)
の父である藤原良房
それだけでも驚きますが
まだ1歳にもならない
うちに立太子&
その日のうちに践祚
(せんそ・天子の位を継ぐ事)
というのが最年少のケース
(六条帝の即位・1165年)
だそうです(絶句)
大極殿があったと考えられた所に
平安遷都1100年を記念して
建てられた碑の写真などを
明日アップする予定です
もしご興味が合えばぜひ
ごらんください
お読みいただきありがとう
ございました