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2024年NHK大河ドラマを観ての

搾取子のツブヤキです

 

今日はポロみたいな競技の後

源氏物語<帚木(ははきぎ)>に

出て来る「雨夜の品定め」に

似せたシーンが出て来ました傘

光源氏は時たま短い感想や

問いをはさむだけで

ほとんど話を聞いてるだけ

なんですけど

道長も聞いてるだけでしたネ

公任が「女こそ家柄」とか

言ってますけど公任本人が

醍醐帝の血も基経の血も

ひいてるサラブレッド馬

ですからねー

現実の公任のご結婚相手も

ロイヤルなお血筋の方(村上帝の

お孫さん)王冠2でもその方は

道兼の養女になっておられた

方で、その時は道隆の世だった

ので出世のプラスにはならない

結婚だったようです。。。

ドラマでは打算的なようなこと

ばかり言ってましたがあせる

公任の娘は入内させられてないし

(公任の姉妹は入内しました)

道長が結婚する倫子と明子も

それぞれ宇多帝・醍醐帝の

ロイヤルな血をひく

お姫様たちですね王冠1王冠1

前回は花山帝に入内した

忯子(よしこ)

御隠れになったという

知らせが駆け巡り

今回のオープニングは

悲嘆に暮れる花山帝。。。

このドラマ、美女が次々現れ

次々に退場しますねあせる

国仲涼子さん(まひろママ)の

初回退場でも驚きましたが

三石琴乃さん(時姫)は

「お黙りなさい」

日本中を黙らせてすぐに退場

(忘れがたい迫力でした)

没年が980年なので...

もう時姫は出て来ないですね

円融帝がすでにご退位(984)

なので中宮(公任の姉・遵子)

役の中村静香さんも

もう出て来ないし

美女の出場時間の短さが

「乙女の姿しばしとどめむ」

と毎度惜しまれるばかりでは

ないでしょうか

 

もうすぐ瀧内公美さんが

源明子役で出てきますが

長い時間いてほしいものです

清少納言のウイカさんは

定子サロンで活躍するので

きっと長く見ることが

できるでしょう乙女のトキメキ

 

忯子役の井上咲楽さん

もう出て来ないのかな

若き寵姫のイメージにぴったりで

もうちょっとは見れるのかなと

思ったのに残念です泣

「その髪の美しさにたぢろぐ人は

檜扇のかげに覗かれる顔ばせの

美しさを見て言葉を失った。

これだけの美貌、これだけの黒髪は

何か異常な犠牲のつぐのひなしには

地上の人間に許されえぬものの

やうに思はれた。(三島由紀夫)」

忯子姫は現実に入内の翌年

薨去(こうきょ)されました

 

実は花山帝に入内後

ひと月ほどで実家に帰った

姫君もいたのです・それは

円融帝の妃だった藤原媓子

(てるこ)の姪である姚子(とうこ)

姚子の父・朝光は

ライバル・道隆とも敵対せずに

うまく付き合うことができ

飲みにケーションが上手だった

と言われる人です

娘を入内はさせても

「どうあっても帝の子を

授かるまでは帰って来るな!!

とか言うような父では

なかったのでしょうね

朝光は顕光(あきみつ)とは

異母兄弟でした

娘を入内させる親の皆が皆

酷い親とは限らないのですね

入内の順番

 

1 忯子(よしこ)姫 984年10月

2 姚子(とうこ)姫 984年12月

3 諟子(ただこ)姫 984年12月

 

985年7月 忯子姫 薨去

 

4 婉子(つやこ)女王 985年12月

(この方は後に実資の妻になります)

986年6月 花山帝退位・落飾

実資、蹴鞠してましたねサッカー

「私に言わないで日記に書きなさいよ雷

って言ってた奥様は婉子女王では

ない人ですね

 

諟子(ただこ)姫は

関白頼忠の娘すなわち公任の妹

(ドラマには出ませんでしたネ)

いつかわかりませんが諟子姫は

出家して四条のお邸で

暮らしたそうです

この姫の没年は入内後50年以上

後でした・兄弟姉妹仲良く長く

四条でお暮しだったのですね

公任姉の遵子(のぶこ)

公任の娘を養女にして四条で

尼としてお暮しだったのです

頼忠の子供達は

人数は少ないですが

仲が良かったの

ですね乙女のトキメキ

 

忯子(よしこ)の話に戻ります

忯子はF4の斉信(ただのぶ)の妹

ドラマで斉信が語ってましたが

次女・忯子 を

為光(兼家の異母弟)

進んで入内させたわけでは

なかったようです

為光は先に長女を義懐(花山帝の

叔父で側近)に嫁がせており

花山帝が忯子入内を熱望して

義懐に為光を説得させたとか

。。。

為光は忯子を失う少し前に

妻をも亡くしていました。。。

妻と娘の菩提を弔うために

為光は「法住寺」を建立しました

が11世紀に焼失しています

「法住寺は(...)大そう栄えていたのですが

不幸にして長元五年(1032)焼失

してしまいました

「当初の法住寺は南は八条通りから

北は七条通りより更に北方に延び

東は法輪寺(今熊野観音)の旧域を

除いて東山の山裾に及び、西は今の

大和大路にまで及んでいたのです

(法住寺HPより)」

今ある法住寺と為光の法住寺は

無関係と書いてる昭和の本も

あるのですがあせる写真撮影スポットが

ありますし三十三間堂を見るなら

お隣なので、見逃す手はないかとカメラ

 

明日、後白河法皇ゆかりのお寺

として有名な法住寺のことなど

続きをアップしますので

よろしければご覧ください

 

今、花山帝が大人気とか飛び出すハート

三島由紀夫の『花山院』は

すぐ読める短い小説

こちらにも収録されてます下矢印

 

 

 

上矢印『安倍清明 陰陽師

伝奇文学集成』(勉誠出版)

三島由紀夫の『花山院』も

澁澤龍彦の『三つの髑髏(どくろ)』

収録していますドクロドクロドクロ

どちらも花山帝と清明のお話

新本はもう入手できないと思うけど

図書館にあるかも

 

お読みいただきありがとう

ございましたお願い