心臓病→心筋梗塞や狭心症は
男性に多いという印象がありませんか?
これらは
血管の内側にコレステロールが溜まり
内腔が狭くなることで
心筋の血流低下が原因で発症します。
この現象
女性の場合は更年期以降から急激に進み
70~80歳代でピークとされます。
理由は
エストロゲンに関係するからです。
エストロゲンには
コレステロール量を調節し
中性脂肪の蓄積を防ぐ役割があります。
更年期以降はその機能が低下して
悪玉コレステロールや中性脂肪が増加します。
それらは脂質異常・高血圧・糖尿病などの
生活習慣病へと派生していく危険があります。
生活習慣病の共通問題は“肥満”
少なからずリンパ浮腫に関連します。
先日
40代婦人科術後の患者さんと
血液検査の話をしていたら
「だから私は数値が高いんですね」
と納得されました。
本来は加齢に伴う変化ですが
手術による変化でも同様です。
女性ホルモンのプチ情報です!
リンパ浮腫ケア看護師
福井由紀