圧迫療法中の患者さんには

順調にサイズダウンし

左右差が無いくらいまで

軽減する方もいます。

 

 

 

その条件は…

適切な時期に

適切な弾性着衣を付け

継続的に装着出来る事

*経験値からの私見です

 

 

 

サイズダウンした次の問題は

それを自身がどう捉えるか?です。

 

 

 

「リンパ浮腫には完治はない

減少を維持することが大事

圧迫は継続しなければならない」

 

 

 

確かにそう説明したはずなのに

圧迫療法を中断してしまう方もいます。

 

 

 

圧迫療法だけでなく

セルフチェックも

体重管理も

運動療法も

 

 

 

その結果

浮腫みに気が付かず

気が付いた時には以前よりも

悪化した状態に…

という患者さんを

経験したことがあります。

 

 

 

 

浮腫みが引き

左右差もなくなれば

「治った」と思いたくなります。

 

 

 

圧迫療法の大変さや

スリーブを“外したい“と

思う気持ちも分かります。

特に暑くなってくると…

 

 

 

しかし…

 

 

 

せめて

セルフチェックさえ怠らなければ

もっと早く気が付いただろうに…

指導する側としては

そう思わざるを得ません(涙)

 

 

 

軽減するまでは長時間なのに

その努力が泡となり消えるのは

本当に一瞬です。

 

 

 

リンパ浮腫は根気と努力。

そして継続は力。





リンパ浮腫ケア看護師
福井由紀