「テニスやゴルフは
駄目と言われたのですが…」
という質問を良く受けます。
結論から言うと
スポーツは何をしてもOKです。
ずっと前は
上肢の方には
遠心力を伴う運動は適さない
と言われてきました。
しかし
それらを禁止する
科学的根拠はありません。
海外では検証に基づき
ウエイトトレーニングしても
問題はないとしています。
しかし日本では
重い物を持ってはいけないと
指導している所もあります。
矛盾しますよね…
そもそも”重い”とは何キロなのか?
その基準はありません。
例えばですが…
10㎏以上は禁止とします。
ならば9.9㎏は良いのか?
100gの差にどれだけのリスクがあるのか?
…ということになります。
なので
判断基準が曖昧なのも事実です。
あくまで
私個人の意見ですが
スポーツに於いてのキーワードは
”楽しい”だと思います。
身体を動かすことや
仲間との時間共有や
趣味の運動再開で
ポジティブになるなら
メリットは大きいと思います。
ただし
無理はしない
怪我には注意する
疲労は回復させる...
でもこれは...
どなたにも共通することです。
術後の貴方には
患肢のチェックを怠らないこと
必ずリカバリーすること
…が追加されます。
ただそれだけの違いです。
リンパ浮腫ケア看護師
福井由紀