色々忘れないうちに
2月2日の朝、節分目前、春を待たずに愛犬が旅立ちました。
16歳と約4か月
生まれた時から見ている子だったので今はまだ虚無感
ここ2、3年で散歩仲間が次々に旅立っていき
その日も近いのだろうな…と覚悟はしていたけれど
あと少し、もう少し、まだ大丈夫
そんな日々を繰り返した
昨年の酷暑は乗り切れるかどうか不安だった
秋には一度歩けなくなって病院通い
また元気に散歩できるまでに回復した
お正月にはみんなで集まって
まだまだ元気だねって言われた
水戸に初雪が降る2日前の木曜日夜に急に具合が悪くなって
半日以上おしっこが出ない日があって覚悟した
けれど金曜の夕方にはおしっこが出て
フードは食べないけどおやつやササミはパクパク食べて
またいつもの様な食いしん坊が戻って
それでも予定していた東京行きをキャンセルして
日曜には一緒に散歩して友達にも会えた
結局それが私との最後のちゃんとした散歩になってしまった
また雪が降る前日木曜日に体調が悪くなり
金曜日はもう水しか口にできなかった
それでも自力でトイレには行けたし
寝たきりになってもすぐということはないだろうって思って
姉にも連絡して翌日見舞いに来ることになっていた
土曜の朝、いつも起きる時間
顔を上げていたのでちょっと調子いいのかな?と思ったそのすぐあと
皆が起きるのを待っていたように息を引き取った
苦しそうだったのはほんの1分くらい
16歳には見えないねって言われた毛艶はそのまま
布団に横にしてあげたその姿は本当に寝ているみたいだった
姉は間に合わなかったけど昼過ぎに駆けつけて
翌日一緒に火葬に行った
思い出話をしている時はいいけど
1人になるとやっぱり寂しい
2011年震災のストレスで一度もうだめかもしれないと思った時もあったね
約二か月車で共に過ごしたね
私が20日の入院から帰った時はなんかすごい怒られたね
いままで両親と一緒に寝てたくせに、最後の半年は私と一緒に寝たね
少しでも後悔しないように 出来るだけ我儘を聞いてあげようと
真冬の夜空の下歩き回ったね
牛乳が大好きだったから、牛乳を注ぐと切なくなるよ
いままでありがとう
たくさん たくさん ありがとう