優生学とは??

 

 今回のお注射は明らかに優生思想が根底にある。何年か前に、優生思想とは何か??という講座に聴きに行ったことがある。思い起こしながら、つらつらと書けたらと思う。

 

 

 

優生学(優生思想)とは、

 

人間のさまざまな身体的精神的特徴に優劣をつけ、生殖への人為的介入によって、「優れた者」の出生を奨励し「劣った者」の出生を防止することを目指す理論、研究、思想、運動等の総称である・・・

 

ナチス政権下での障碍者の安楽死計画のように、人間の生命の格付けに基づき生存の適否を判断するような思想全般を指して、優生思想という言葉が用いられることもある。

 

 

 

 

 

 

 

 歴史を辿ってみると、第二次世界大戦のナチスがユダヤ人に行ったジェノサイドがそうだし、日本でも障害者への断種政策を強制的に行ってきた過去がある。福祉が今ほど整っていなかった時代、男性はパイプカット、女性は卵管切除をされ、1940~70年代まで断種は吹き荒れていたのですね。時々ニュースで裁判を起こしている様子が伝えられていますね。あれです。さらに直近になると、相模原事件(やまゆり学園襲撃事件)があります。

 

 優生思想政策は主にアメリカ、ドイツ、日本で行われてきたが(ほかの国でもあるかもしれない)、優れた種を残す、という名目の下で行われたのにも拘らず、根拠は意外と薄弱で、これという優劣ははっきりとつけられていない(障害があるかないか、邪魔かどうか位)。どうしてかというと、断種では本来何十年にもわたって手術後の追跡調査をしないといけないのだが、その調査をしていないから、まず数字が存在しない。大々的に断種手術をした後の世界で、先天的に障害を持った子供の数が減ったとか、全くわかっていない。どこの国もまともなデータは殆どなく、優生学はお粗末極まりないことが露呈し、黒歴史として闇に葬り去られていた。

 

(健常者同士が結婚しても、障害を持った子供が生まれることがあるし、障害者同士の間に五体満足の子供が生まれてくることもある。天皇家でも、障害のある方がおられたではないか??障害といっても、先天的なものもあれば、事故や病気など後天的なものもあるし、一定数の方がいるのは間違いない。それに優劣をつけるのは形而下的なものの見方しかできないからだと思う。障害のある人が全くいない世界なんて、気味が悪い。福祉のない世界は、野蛮な世界に違いない)

 

 

 ナチスがユダヤ人に仕掛けた場合も、根拠は恐ろしいほど無かった。ある人種を断絶したい時に為政者にとってこれほど都合のいいものはない。人種を選び、人口をコントロールできる。ジェノサイドを正当化する者にはもってこいの思想・学問だった。

 

 前置きが長くなりましたが、今推進されているお注射も、優生思想そのものだと思うのだ。国民に対し、無差別に行ったジェノサイド〇クチンだ。海外の研究者たちが警鐘を鳴らしているように(この国では報道されない!)、時限爆弾で、後々何が起きるかわからないものを、国民に推奨しているーーオ〇クロンは弱毒化したもので、ただののど風邪だというのに!!超過死亡者数もデータでわかっているのに、さらに推進するーー

 

 そりゃあ、この国は敗戦国だから、アメリカの植民地です。国民を差し出して保身に走るのも解らなくもないですけどね、一旦止まって、国民と戦ってくれてもいいんじゃないですか???本当に国のことを考えてくれてもいいんじゃないですか???

魂を売って何が悪い!!!と聞こえて来そうですね。ここまで劣化したことを悲しく思いますが、〇クチン後遺症遺族の会も裁判を起こす方向で動いていますから、長く見守りたいと思う。

 

 優生学なんて、今も昔もそんなに変わらない。太古からあるのかもしれない。仕掛けておいて、後は知りませんという、極めて危険迷惑な思想です。今起きていることをきちんと目に焼きつけておこうと思う。