17日 日曜日は検査はないからトライボール三昧。
息を吐く方はボール一つだけあがる。1秒だけど。
吸う方が苦しい。上がっても上に付いたらすぐ落ちてしまう。。こんなんでは私は話す仕事。話せない。。焦る気持ちはあるものの、息ぎれして連続5回が限界。休みなからそれを3セット続ける事にした。
入院生活は意外と忙しい。
今日は検査はないからゆっくり、と思っていたらシャンプーしましょうと呼ばれる。体も背中だけ吹いて貰い自分で着替える。
すっごく気持ちがいい。健常者に戻った気分になった。
酸素濃度は上がってきたので昼から酸素吸入2リットルへ、、トイレ行く時は外していいと許可貰えた。やっと自由にベットから降りられる。
1度目のトイレは怖かったが、立ちくらみすること無く歩けた。でもすぐ酸素吸入したくなるから苦しいんだろうな。
夕方。酸素濃度1リットルへ。。
少し息苦しいが、いける。我慢出来る。
これで慣れて行かなければ。。。
18日 朝酸素外して朝食。納豆だったがむせ込むこと無く食べられたので外したままで様子をみる。
レントゲン。かなり膨らみが、戻って来ているとの事。
引き続きトライボールでリハビリ。
あまり変化はない。
夕方、ここまで来たらどんどん動いた方がいいとの事で病棟フロアを1周歩いてみる。。
それだけで息切れ。。身体は毎日立ち仕事をさしていたから、鈍ってはいないはずなのに、苦しくて息があがり、背中と胸の真ん中辺りが痛い。。
完全に肺炎患者のようだ。
気づけばカテーテルを入れた鼠径部は全く痛くも痒くもない。
肺機能さえ普通ならもう普通の生活が出来ていたはずなのに。。
こんなんで働ける??そればかり考えていた。
水曜日の退院を目指そうと言われたが、そこまで回復出来るのだろうか。。やるしかない。
眠りについてまもなく、22時過ぎ、看護師がくる。脈拍が、50位まで下がってるから心電図を取るとの事。心房細動の人は脈と脈の間に小刻みに震える波形になるのだが(同調律という)それは問題ないから大丈夫との事。
2回目、夜中3時半頃今度は不整脈が出たとかで起こされてまたまた心電図。。
術後は安定しないんだから仕方ないんじゃないの?とツッコミたくても眠くて朦朧としてそれどころじゃない。早く寝かせてくれ。
19日 夜のおかげで寝不足、頭痛再発の朝。
先生との話出来ないままレントゲンに呼ばれた。
昼前位に肺機能を調べる為に、手首の動脈から採血。。動脈注射は看護師には出来ないから医師が来たんだけど、さすが大学病院、こういう事する医者は下っ端だよね、脈がなかなか見つからず、採血するのに30分かかった。おまけに痛い。
その後午後から肺機能の検査。息を吸ってふっーと吐く肺活量の検査のような検査。
まぁまぁの結果だったけど、明日退院はまたまた延期になった。
昨日の心電図の件で話を聞くと、昼間もちょこちょこ心房細動が出てたけど、半年は心臓が安定しないからそれは大丈夫だよ、との事。
そしてやっと点滴が外される。もう腕が限界だったからこの開放感は半端ないほど嬉しかった。
夜から数値がいいので錠剤の利尿剤も中止になる。
今日は何事もなく寝れますように。と思っていたらまた不整脈が出たから心電図取らされた。
ホルター心電図と酸素濃度計をずっとつけられ、24時間監視されてるんだから仕方ないか。
外してもすぐバレるし。。
20日今日は検査なし。カテーテルの傷の絆創膏はもう外れた。
肺の方は働くにはしんどいレベルだけど、生活は出来るレベルまで回復。
やっとここまで来れた。アブレーションから1週間も経ってしまった。
昼から院内フリー(病棟フロア以外の病院内だったらどこに行っても平気)になったから、地下のコンビニに買い物に行く。
マスクして動くと息切れ。少しくらくらするが、倒れる程ではない。。大丈夫。いける。
明日レントゲンを取って金曜日に退院する事に決まった。
それでも夜中になると酸素濃度が90まで下がる。呼吸してるか看護師が確認にくる。
無呼吸症候群の検査結果は異常なしと言われたと言うと苦しくないか確認して帰る。
そういえば、三年前に入院した時も夜中に何回か機械外れてないか確認に来られた事がある。
私は寝てる時は酸素濃度下がって死んだように眠るのかもしれない。
21日朝レントゲン。
結果は変わりないけど悪くもなってないから、明日退院決定。
良かった。やっと帰れる。今夜は酸素濃度も落ちることなく安眠出来た。
そして、22日。
やっと、やっと退院出来ました。
1週間は自宅療養なのでもう年内は働けないな。。
まぁいいか。その分鳥さん達といっぱい遊ぼう。
本当に長い事お預けさせてもらっちゃって色んな人に迷惑かけちゃったけど、これからゆっくり回復していこう。
肺機能は戻ればそれで終わりだけど、心房細動は1年様子見で経過良ければ薬も飲まなくてよくなるらしいから、そこ目指して頑張ろう。
無理せずコツコツと、やって行きます。
最後に食事の記録。
ここの食事は美味しいよ。
それだけは良かった。
もうたとえ再発しても手術はしない。
次は心臓もたないような気がするから。。
以上。闘病記録でした。