昨日は朝6時に起きて、自分で運転をして病院へ。渋滞していたので、約2時間かかりましたが、電車で行くよりは、やはり楽です。抗がん剤の後は運転禁止ですが、下の娘が来て運転してくれることになったので、本当に助かります。
病院に着いてすぐに問診表に書いたり、色々手順は慣れたもので、少し待って診察。
先生にも「長かったですね」と言われたけれど、なんだか記憶が薄れたせいか、あっという間だった気もします。
特に問題なく終わりまして、すぐに化学療法室で受付をして、さらに薬局へ行って薬ゲット、もう歩いただけでふらふらのヨタヨタでした。売店でOS-1を買って待合室に行ったら、前よりテーブルが増えていて、逆に座る椅子が減って、やっと一席見つけて座りました。
この段階でもうへとへとで、少し休んで、持って来たおにぎり（大きめ、鮭フレーク、ゆかり）を食べました。食欲に陰りなし。
お隣に親子らしきお二人がいて、お母様の方は車椅子、娘さんは甲斐甲斐しく食事を口に運んでいて、色々お世話をされて、お食事をしていらっゃいました。えらいな、私はあんな風に母に優しくやってあげただろうか。やってないな。病院にはたくさん行ったなあと色々思い出しました。
父と母に付き添って、どれほど沢山病院に行ったことでしょう。私が車の免許をとることを断固反対していた父でしたが、結婚後にこっそりとって、運転しまくって、父を病院に連れて行った時は感謝してくれたと思います。
上の娘も病気をいっぱいして、やはり車で送ることが多かったので、随分沢山病院に行きましたが、いずれも付き添いでしたので、少し自分の時は心境が違います。付き添いの方がつらい時と、やはり痛いのは自分ですので、それなりにつらい時と、両方体験しました。
おにぎりを食べ終わって、少し休んでいたら、ブザーがなったので化学療法室に行きました。意外と待ち時間が少なくて、絵は描けませんでした。
ロングの椅子に座っただけで、もはや朦朧とするくらい眠くて、あとは看護師さんにお任せという感じです。
それでも、寒くなりそうだったので、お布団をお願いして、長椅子の背中もできるだけ倒していただいて、しっかり要求を伝える手練れの患者です。
前回は針がうまく刺さるまで7回かかりましたので、今回はどうなるだろうと、少しドキドキでした。
看護師さんもそのことをご存知のようで、慎重に血管を探して、「いいのがある」とおっしゃって、おもむろに針を刺してくださいました。
私の経験から、うまく行った時は、痛みが違うのですが、「こ、これは、まずいのか」となんとも判断がつきにくかったのですが、うまく行ったっぽいと思ったのもつかぬま、「あ〜だめだ〜」とのお言葉。
ダメだったようで、針は悲しくも抜かれました。それよりも何よりも看護師さんの落ち込みが！
明らかに頭をガクッと垂れていて、「あ〜」「すごくいい血管が見つかったのに」と、悔しさを滲ませてうなだれていらして、こちらも申し訳なくて。
でも、さすがプロ、すぐに立ち上がられて、「先生に頼もう！」と去って行かれました。
私はもうこの段階で眠さがすごくて、何しろ寝不足で。
目も開かないくらい眠くなっている中、先生がいらっしゃいました。男性の先生です。小柄な感じの、マッシュルームな髪型の先生で（たぶん。朦朧としていたのでよく見てない）、手を消毒したり、手袋をつけられているのが、すごいやる気を感じまして、勢いがある方でした。
そして、あっという間に血管を見つけて、ものすごく深く針を刺した感じがしました。少し痛かったけれど、最初だけでした。
なんと、一発で成功！すごい！
やる気に違わず、一回で成功させるなんて。しかも、何度もお声がけしてくださったのが、優しくてやさしくて！いい先生でした！感謝！
無事、点滴もはじまり、とにかく眠くて、すぐに寝ました。
ぐっすり寝て、目が覚めたのは1時半くらい。10時半からはじめたので3時間ぐっすり寝ました。
そのあとも朦朧として、前回トイレの時に血液が逆流したのが原因で、針を差し替えなければならなくなったので、学習して点滴を付け替えるタイミングで行って、手を下げたままにしたので、うまく行きました。グッジョブです、私！
とろとろ寝たり深く寝たりで、気づいたら終わりましたよと言われても眠くて眠くて起きられそうにないくらいでした。
無事に6回目、最後の抗がん剤治療終了です。
終わったので、荷物を持って（これが色々持ってきたから重い）、立って歩こうとしたら、ふらつきがひどくて、看護師さんに支えてもらい、エレベーターの前まで付き添っていただきました。
なんとか会計にファイルを出して、すぐに座ったところに下の娘が来てくれたので、会計も頼んで、なんとか車に乗り込みました。
娘と話していて、呂律が回らなくて驚きました。
抗がん剤にアルコールがコップ一杯だったかな、入っているとのことで、千鳥足だし、呂律が回らないしで、まさに酔っ払いのようでした。
そのあとのことも夢の中のようで、娘と別れて、なんとか部屋まで辿り着き、すぐに着替えて寝たようです。あまり覚えていないのが恐ろしい。
気づいたら夜中の2時で、とにかく深く眠りました。それからなんとかお風呂に入り、今度は眠いのに眠れなくて、やっと5時頃に寝たのかな。
今もまだ起きられなくて、口がカラカラするので水だけは飲んでいますが、何も食べられず。
前回もひどかったけれど、今回の方が起き上がれない。
ブロッコリーと枝豆を茹でたいのだけど。残りのキャベツもお味噌汁にして、と頭でシミュレーションはしているのですが、凄まじいだるさです。
頑張って起きてみるかなあ。
でも眠さも強くて、もう少し寝ようと思います。
長々と書きました。頭も朦朧としているので、今回のことを忘れたくなくて書きました。
本当にキツいのでね、よくここまで来たなと感慨深いです。
6回が限界だと思いますね。これ以上やったら、身体が持たないと思います。
このあと更に痛みなど出てくると思いますが、それもまた過ぎていくことでしょう。
たくさんの方にご心配をかけて、レッスンもキャンセルして、色々お心遣いをいただいて、本当にありがたく、貴重な体験をしています。
※夜になって読み返したら、誤字や変換ミスが多くて、びっくりしました。本当に酔っ払って書いているようで、一応直しましたが、まだあるかもしれません。頭がかなりぼーっとするのも、副作用でしょうか。そういうことにしておきます😅