病気のこと180〜術後3週間が経ちました | *RoseLotus*

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油彩画、水彩画、パステル画(天使画)などを描いています。エンジェルリーディングもしています!大腸がん、子宮体がん、卵巣がんの経験を通して感じたことも書きはじめました。



水彩で薔薇をみっちり描いたおかげで、細かく見ることが楽になった気がするのですが、描き込み過ぎかとも思うし、この統一の取れていないばらばらな薔薇を一つの絵としてまとめるのが、難しいところです。


とりあえず仕上げないと、です。途中で止まっている絵がたくさんあるので、とにかく体力を戻しつつ仕上げて行こうと思っています。


そして、手術をして3週間が経ちました。早いものです。驚きますね。


くしゃみや咳をしても、ヒーッとはならなくなりました。立ち上がる時はまだ痛みがありますし、時々ズキズキすることもありますが、かなり楽にはなってきました。


胃の痛みも、胸焼け程度になってきた気がします。

腰痛が軽くなり、出血が全くなくなり、フラフラしなくなりました。


これまで圧迫されていた腸や膀胱がてんやわんやな感じで、少し痛みがあります。これまでは子宮が痛いのだと思っていたのですが、残された内臓たちが痛みを感じているのは不思議です。


木曜日に診察があるので、少し怖いですが、まあ順調なのかな。体力は恐ろしく落ちていて、横になっていることも多いです。買い物とか食事とか、何かした後は寝ないではいられません。だから1日が短くて。


現実的なことで、少し気が重くなることも起きて、本当は怖い思いも沢山したし、痛い思いもずーっとしているし、不安もある中で、不満が出てきたので、結構身体だけではなく、心もズタズタしているのだなと思いました。


あまり深刻に考えないように、また考え過ぎないようにして、絵を描いたら、かなり落ち着きました。


家族のことなど、大切だからこそ、つい私がなんとかしなければと思ったら、とても疲れを感じてしまって、また自分がなんとかできると思ったのだなと気づきました。


「私が」なんとかしようと思うと、頑張らなくてはならなくなり、苦しみも作られます。それを散々やってきたわけです。


でも、今回の病気で本当に降参することを体験しました。もちろん目の前のことは、淡々とやれることはやるのですが、「私がなんとかしなければ」というのはちょっと違うのです。もっと力を抜いて、起きてくることに任せることなのだと思います。


「私が」となると、どれほど無理がかかるかしれません。


以前は何かあると、私が頑張らなければと、どれほど頑張ったことか。今はすんでのところで気づきます。かつては、自分がなんでもやろうとしたなあと思います。頑張って頑張ってすごかった!


そして、深刻に考えすぎなくても大丈夫なこともわかっています。


もう無駄に背負わないし、深刻にも捉えないことです。


目の前のことをコツコツやっていれば、自然に動いていきますから。


「のんびり」とか、「お気楽」という言葉がなかった私ですが、もう、これからはのんびり生きていきます。それでも大丈夫なはずです。


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