昨日は友人とランチをして、「入院前の元気出して美味しいもの食べて乗り越えよう会」的な感じで楽しんできました!
すごいパフェですが、それほど多くはなかったので、軽くいただきました。桜の街路樹もほんのりピンク色っぽくなって、春の気配を感じて、陽射しも暖かく気分が良かったです!
他愛のない会話もありがたくて、ドラマの話をしたり、世代も同じなので、普段はカッコつけて言わないちょっとした愚痴や弱音も聞いてもらったり、まるで女子高生のノリでそのままスライドした感じで、とても楽しかったです!
実は待ち合わせの前に、またしても転んでしまいました。腸が不調だった頃、どんどん痩せてふらふらなのに大きな荷物を持って新宿まで行っていて、電車から降りる時や、駅前のなんでもないところで、派手に転んだのですが、久しぶりにまたやらかしました。
お母さんが3歳か4歳くらいの子供さんの手を引いて歩いていて、百貨店の入り口だったので、少し狭くなっているところで、私よけきれずにその子とぶつかってしまったのです。
その子供が、なんだか物凄く固くて!
子供が固いって変な表現なのですが、鉄の壁のように固く感じて、ドーンと突き飛ばされたような感覚で膝をついて転んでしまいました。
またしても沢山人がいる場所で!もう久しぶりで、痛いし恥ずかしいしショックだし。
しばらく膝の痛みで起き上がれなかったです。子供のお母さんはびっくりしたのか、「すみません」くらいは言ったかもしれないけれど、呆然と突っ立っていて、すぐに去ってしまいました。子供さんが私とぶつかったと思わなかったのかなあ。結構な衝撃だったのですが。
逆光の中、手を繋ぐ親子のシルエット!私も向こうも呆然です。大の大人が転ぶと見ている方もギョッとしますしね。
若い女性が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて、助かりましたが、なんだか情けなかったです。
娘たちに嘆きのLINEをしたら、下の娘がすぐにヘルプマークというものを注文してくれたのですが、そんなものの存在すら知りませんでした。
そういうのをつけておくと、一見問題がなさそうな人も助けが必要なことがあると伝えられるらしいです。
ありがたいけど、少し情けない。
友達と会って美味しいものを食べたり、おしゃべりしたら、すっかり忘れて楽しく過ごしましたが、退院したら足腰を鍛えないとやばいなと強く思いましたね。
家に帰って、いつものように昼寝をして、というか夕方だったので夜まで寝て、夜は絵を描く元気があったので、少し絵を描き、心地の良い疲れでよく眠れたようです。
今朝、久しぶりによく寝た感覚があって、いつもだと起きた時にすでに疲れ果てているのに、今日は疲れを感じませんでした。
レッスンはしばらくないので、緊張感がないのもあるかもしれませんが。
そして、今日の夜は家族で食事です。
実は元夫も来ます。私の希望です。本当なら、こうして娘2人と夫と家族でいたはずで、それが、私の夢だったので、叶えてもらいました。
がんというのはありがたいところもあって、死ぬかもしれないとどこかで思うので、やりたかったことを思い切ってできたりします。
長年苦しんだ夫や弟との確執もすーっと解けていきました。
夢だった幸せな図になるといいなと思います。それは私次第でしょう。夫に恨み言や嫌味を言わないで楽しく過ごそうと思います。
確定申告の準備を少しだけして、入院のためのものもほとんど用意はできているけれど、名前を書いたり、仕分けしたり、なんだかんだでやることが沢山ありますが、明日も休みなので気が楽です。
病気になる前は、いつも仕事のことや足りないことを埋めるのにキリキリ緊張感いっぱいで生きていたなあと思います。
スケジュールは真っ黒で、休みの日もレッスンの準備か制作で、24時間体制でメールしていました。
今、こんなにのんびり好きなことだけする日々が来るなんてとしみじみしています。
正直、病気になってからの方が幸せな気がします。
そんなことってある?と思いますが、病気のおかげで色々な執着を手放さざるを得なくて、それが楽になったのでしょう。
こんな生活なら病気にもならないなあと思います。
すべては完璧なのでしょう。