食べ過ぎた時に責めるのか、喜ぶのか | *RoseLotus*

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油彩画、水彩画、パステル画(天使画)などを描いています。エンジェルリーディングもしています!大腸がん、子宮体がん、卵巣がんの経験を通して感じたことも書きはじめました。

腸の手術の後、本当に何を食べても美味しいし、2年くらい病気で食べられなくなっていたので、食べられることが嬉しくて、もう本当に頭がおかしくなるくらい食べたいんですね。


でも、私の人生、以前はダイエットの日々でした。


7キロ痩せてはリバウンド、また8キロ痩せては、10キロ増える、とか、過酷なことをしていました。結局やればやるほどリバウンドで太るという皮肉。


それこそ、ダイエットジプシーと言えるくらい、次々と話題になったダイエットを試したし、今思うと本当にめちゃくちゃでした。


うちの母の家系が糖尿病が多く、母もかなり太っていたのです。いつも食事制限を言い渡されていて、子供の頃から「食べ過ぎるのは罪悪、病気になるし、何よりも愛されない」というのが刷り込まれていました。


父は食べる割には痩せていたので、母のことを「君はダメだなあ」とよく言っていたのを傍で聞いて、太るとこんな扱いをされてしまうんだと恐怖心を抱いた気がします。子供なので、父の言葉をそのままにしか受け取れなくて、父の心配や思いなどは慮ることができませんでした。


でも、私は基本的に大食いで、美味しいものを食べることに命かけるくらいの人間なのです。太りますけどね。


寄宿舎にいた頃も、お料理のカードをたくさん集めていて、いつも眺めていましたし、かと言って母がお料理が苦手だったので、私もお料理は自信はないのですが、美味しいものを食べたいあまり、お料理はよくします。


それで、腸の病気になり、食べられなくなって、治療してからは、今度は食べたくて食欲がすごいことになり、頭の中が大変なことになり、今に至るのですが、毎回、「あ〜、食べ過ぎた!」となるのです。


こんなに食べたくて、やっと治療をして、また食べられるようになったのに、食べた後にこれまでの習慣で、「食べ過ぎた!」と自分を責めるのです。


それに気づいて、せっかく美味しくたくさん食べて幸せなことなのに、毎回毎回食べた後に、なんとも言えない罪悪感や嫌悪感、時には絶望感まで感じるって、どうなのよ!と気づいたわけです。


太ることが極端に怖くて、でも摂食障害になって、もういいやとなり、好きなだけ食べたら、かなり太りました。でも、半日ダイエットしただけで、リバウンドがやってきて、たった半日なのに、すごい量を食べてしまうようになり、どうすることもできなくなり、痩せることも諦めて、身体が食べたいままにしていました。そして太りました。


何かが少しおかしくなっているのでしょう。

満腹中枢というのも、とっくに壊れている感じで、満腹感がなかなかこないし。


そんなこんなで、人生のほとんどをダイエットと、失敗の繰り返しで過ごし、とうとう身体が反発するあまり、食べないということが不可能になったまま、腸がおかしくなったわけですが。


どうやっておかしくなった食欲をなだめたらいいのか、今もわからないのですが、少なくとも、こんなに食べたかったのに、美味しく食べた後に後悔するのって、おかしくないか?となりまして、「ああ、美味しかった、満足した〜!」でいいではないですか。


太っている姿を見たくなくて、写真も長らく撮ることができませんでした。だから、私の写真はほとんどないのです。少しメンタルおかしいですよね。


でも、娘に子供ができて、この子達が成人する頃まで生きていられないかもしれないと思った時、忘れちゃうんだろうなと思ったら、もっと若い頃に写真を撮っておけばよかったと痛切に思いました。


なんだか、色々認知の歪みがあったのです。思い込みの激しさときたら、なんだったのでしょう。病気をして、目が醒めたようなことがたくさんあります。


美味しく食べて満足するどころか、自分を責めて、吐いたり、食べないようにしたり、どうしてあんなに自分を痛めつけたのでしょうかね。


家庭のせいなのかわかりませんが、健全ではなかったですね。


いつもいつも、体重のことで頭がいっぱいでした。今もまだ少しその傾向があります。


たくさん食べた後は、満足しようと思います。


だって食べられるって本当に幸せなことなんだと実感しましたし、本当に恵まれていることです。


美味しかった〜!

幸せ〜!


でいいではないですか。…と自分に言いたい。


もう親が、とか、過去がどうこうはいらない。


こういう変な思い込みが、ずいぶん自分を苦しめたなあと思います。結局、自分の思考が自分を苦しめて、本当は実体のない自分を翻弄するという変なことになっていたのです。


もう、こういうのはいいです。